ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

世界おもしろ昔のはなし㉙

こうして、最初の(マニラの)コンドミでは、これらを揃え、洗濯や掃除を自分でやった。基本的には、メイドを雇い、メイドに洗濯・掃除・食事作りまでやらせるというのが日本人の駐在員の基本だが、トラブルを避け、5年半の滞在中、半年だけメイドを雇った…

懐かしい浜辺

矢指海岸のサーファー 矢指海岸の釣り人 一昨日は暑かった。まだ、6月末だというのにムシムシして暑かった。そこで、海風にでもあたろうと、家から5分ほどの海岸に行ってみた。時々歩く散歩道でもある。 懐かしい浜辺の思い出 かって、この海岸では、小学校…

世界おもしろ昔のはなし㉘

前回に続く。赴任1年目に、マカティ(首都圏) に住み始めた理由について。 マカティに住んだ、もう一つの理由 そして、マカテイに住んだ理由には、もう一つあり、フィリピンのレストランや歓楽街の状況を調査・理解するために1年と決めて住むことにしたの…

瀬戸大橋

私たちには、一般的な「瀬戸大橋」より「本四連絡橋」の方が通りがいい。一昨夜、テレビの番組で、瀬戸大橋のドクメンタリーを放映していた。 テレビの放映は、ケーソンと言われる橋の橋脚の工事で四国側工事事務所長をしていた杉田秀夫さんを取り上げていた…

世界おもしろ昔のはなし㉗

これからしばらくは、フィリピンの一般事情について書きたいと思うので、肩の荷を下ろして、読んで頂きたい。内容のいくつかは、拙著”サラマッポ”に書かれているものと重複する。 フィリピンのイメージ フィリピン=貧困、ジャパゆきさん、暗黒無法地帯、最…

夫婦別姓

最高裁判決 昨日6月23日、最高裁が「夫婦別姓を認めない」という民法の規定を「合憲」だと判断をしたというニュースが、今朝の新聞の一面を飾った。2015年に続いてこれが2度目のようである。この内容そのものにはあまり興味がない。 現在、日本語を教えてい…

世界おもしろ昔のはなし㉖

今まで、フィリピンの会社内での出来事を色々綴ってきたが、この種の話に興味ない人もいると思う。次回から、フィリピンでの一般的な話について書いてみたいと思う。 今回の話題は、一種の人心掌握対策であったが、失敗の部類に入る企画だった。近くの日系企…

私に過失はない

池袋暴走事故で2人死亡 2019年に起きた池袋暴走事故で2人が死亡し、9人が負傷した。亡くなった2人はお母さんと子供でであり、その事故の公判が昨日開かれ、夫であり父親だった松永拓也さんが出廷し、飯塚被告に質問をした場面での答えである。 公判で、被害…

世界のおもしろ昔のはなし㉕

「Outing=遠足」という行事が、私が赴任する前に既に会社行事としてあった。勿論規模もやり方も違ったのだろうが、この行事はそのまま続けた。フィリピンならではのイベントも開かれた。 フィリピン人の優しいきもち 出張者や新しく来た社内外の赴任者など…

ミャンマー人、難民申請

今回は、マスコミの報道姿勢について書いてみたい。 ミャンマー人の難民申請 サッカーワールドカップアジア2次予選のため来日していたミャンマー代表の選手の1人が、帰国間際に、帰国せず難民申請するというニュースが流れた。この選手は先月行われた日本戦…

世界のおもしろ昔のはなし㉔

マネージャーの意見を聞いても、かっこいい話ばかり。そこで、従業員の意見を聞いてみようと考えた。結果、意外な副産物があった。 真意の伝わらない従業員の声 こういった不満がどんなものか、をある従業員から聞きだした。従業員が色々な意見を出しても、…

コミック誌、溢れる書店

昔懐かしい響きの「書店」。今は、まず「・・・書店」という名前の本屋さんは見当たらない。極端に大きい本屋さんではあるようだが、私たちの街では、ワンダー・グーというビデオやCDなどや小間物を扱った大きな店の一角に本コーナーが1/4ほど占有している。…

世界おもしろ昔のはなし㉓

生産性の表の意味 2階から1階事務室内に移させた私の席は、東側窓側の中央にあった。しかも入口に近い所で、従業員が事務室に入ってくるのが良く分かり、顧客が入ってきても誰が入って来たか分かる位置にあった。別に意識してそうした訳ではなく、赴任当初…

集団接種会場

閑古鳥の集団接種会場 東京をはじめ、色々な都市で、コロナワクチン接種会場が設定されている。市町村独自のものがあれば、それらの市町村を相手にした県や国などの上位の接種会場も用意され出した。今朝の新聞を見たら、水戸市にも、近隣の市町村の住民相手…

世界おもしろ昔のはなし㉒

心ひとつに 前回書いた「馬の鼻先のニンジン」の例の如く、会議にしろ、対話にしろ、常に、フィリピンの風土、習慣、そこに住む人の考え方などとの真剣勝負だった。一歩間違えば、心が離れて行ってしまうという「恐れ」に似たようなものが常にあった。中近東…

中国の大返し

歴史上の出来事を、いかにいいかげんに聞いて、知っているような錯覚をしているかをいやというほど味わった。備中高松城と聞いて、高松城だけを取り出して、漠然と四国の高松と結び付けていた。私だけかもしれない。関東の人間は、関西のことはよく分からず…

世界おもしろ昔のはなし㉑

世界各国での出張・駐在体験を通して、色々な面白い話を提供してきたが、海外生活の最後となったフィリピンでの駐在体験について述べている。堅い話ばかりまだまだあるが、それではあまりに恐縮すぎるので、あと数回後には、一旦、普段の日常生活にも触れて…

個人情報

最近、やたらと「個人情報で教えられません」という文言を言われるケースがたくさんある。皆さん、そんな経験はないだろうか。ある経験をしたので、それを書いてみたい。 農業委員の仕事 農業委員を始めて4年になる。耕作放棄地となっている農地を放棄地から…

世界おもしろ昔のはなし⑳

一日の行動を綴っている。通常の仕事としては、前回までの報告の通りだが、そこにはいろいろな変化がある。今回は、駐在中で一番楽しい、仕事終わってからの行動、休み中の行動などにも触れてみたいと思う。 退勤後の夕食 こうして一日が過ぎると退社時間だ…

遠出

遠出と言っても、約1時間電車に揺られ、水戸市の眼科に白内障の手術前検査に出かけた。車では近場の30分圏内にはよく行くが、電車での外出はしばらくぶりである。世の中、この2,3年で変わったかなと色々見まわしたが、そんなに変わっていることはなかった。…

世界おもしろ昔のはなし⑲

メールの返信 話が大分それたが、一日の過ごし方について話を戻す。 こうして検査課の朝礼が終わると、自分の席について、メールを眺め返信を書いた。特に自分あてのものには、必ず、速やかに返事を書くようにした。都合で遅れるようなときには理由を書き、…

言い訳

年がら年中、言い訳をしている人がいる。 元気な人の言い訳 人間歳をとると、言い訳が多くなる。しかし、歳を取らなくても言い訳が多い人もいる。昨日、子どもの運動会に出席したといっては、「昨日は朝早く、子どもの運動会でサ、疲れたよ。今日は、動くの…

世界おもしろ昔のはなし⑱

前回で、社長になって最初にしたことは、社長室をなくしたことは書いた。そして検査課という現場も兼務した。すると、フィリピン人の特徴、考え方などが知りたくなった。 どこの国にでもある日本人会が主催して、フィリピン人とどう付き合うべきかとか、フィ…

食料自給率

「食料自給率」の言葉から思い出すのは、どういうことだろうか。毎週金曜日に全国農業新聞という新聞が配送される。4年前農業委員になってから、購読するようになった新聞である。最近の農業の技術開発とか農業者が何で苦労しているといった記事がたくさん載…

世界おもしろ昔のはなし⑰

「Good morning!」「How are you?」「Hows doing?」から、工場の朝は始まる。7時45分に工場の玄関前に着き、従業員に挨拶をしながら自分の席に着く。日本でもそうだが、そうした挨拶で相手の心や体の調子を推し量るようなところがあるが、英語だって同じ…

IKEA

IKEA、有名なスウェーデンの家具メーカーである。今から40年も前、中近東で家族と共に赴任した折、現地で家具を買うのに最初に触れた外国メーカーの名前だった。その当時から中近東に進出していたということだ。 そのメーカーが、日本で都市型店舗を展開して…

世界おもしろ昔のはなし⑯

通勤時間の過ごし方 毎朝、マニラのマンションから車に乗り込む。ちなみに、このマンションという言葉、日本では普通に使うが、「Mansion」とスペルで書き、英国式である。フィリピンは米国式なのでコンドミニアム(通称:コンドミ)「Condominium」と書く。…

白内障

一昨日、眼科に行った。理由は、朝起きた時に寝床でテレビを見るとかすんで見にくいのである。ここ10日ほど前からの現象だ。起きてしまえば、普通に戻るのだが、何となく気になって病院へ行ってみた。 診断は、白内障だという。一通り説明を聞いて、手術を…

世界おもしろ昔のはなし⑮

現地会社体制 赴任は11月だったが、当初は工場長という役目だった。工場は一つしかないので、屋上屋を重ねる体制になっていた。工場長は工場内部のこと、社長は外部のことを取り仕切るという役割分担だった。結果的に見れば、私が5年半いた経験からすると…