ミドさんのブログ

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やまなし、グリーンゾーン認証

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山梨県のグリーンゾーン認証

 各都道府県で同じような認証(シール)が作られている。飲食店の店先に表示して、私の店はコロナ対策をしています、安心しておいてください、というあれである。

「歓送迎会や謝恩会はぜひやってください」という山梨県知事の言葉が大ニュースになったのは3/10だった。もちろん条件を守った上でということである。それから1カ月が過ぎた。それにもかかわらず、こういった山梨方式を、未だに、同様の方法をとる知事が出てこないのはなぜなのだろう。そんなに他人の真似をするのは、知事というメンツにかかわるということなのだろうか。知事と言ったって、その辺のサラリーマンがなった位のもので、一般県民とそう大きく変わるもんじゃない。県民の命を守ってナンボのはずだが。

 今日、長崎幸太郎山梨県知事が、リモートでテレビに出演した。関東では山梨県のコロナの感染者数は、抜きんでて少ない。何十人、百何十人と出している関東各県にあって、殆ど、未だに一桁台の唯一の県である。その理由は、やはり、グリーンゾーン認証にあるらしい。東京都をはじめ、いろいろな県で同じような認証をやっている自治体は他にもあるが、山梨県と決定的に違うところは、「具体的な対策をとること」と「知事の他人事でない対応」であろうと思われる。

 官僚や役人の作る施策は、具体性に欠ける。もっとも具体的に決めるのは各自治体ともいえるが、その自治体の長も、相変わらず、役所のやることに乗っかって、三蜜の励行を叫ぶばかりで、具体的に動こうとしない。これでは飲食店の時間をいくら短くしても、飲食店の経営者もそれを利用する客も、今一つ心が一つになりきれないのである。叫んでいればよいというものではない、パフォーマンスで現地を訪れる知事なんていう姿が、マスコミに報道されるが、パフォーマンスをしていればよいわけではなく、「よい指示」と「よいフォロー」が必要である。そうして、初めて、自治体の一生懸命さが伝わるのである。今の状況は、自治体の一生懸命さを伝えようとしていないと言った方が適切かもしれない。山梨県では、実際に、役所の職員や役所から移管された業者が1軒1軒飲食店を回り、スケールやら、換気測定器やらを持ち、机の配置、間隔、換気の具合など三密にならない条件をチェックして歩く。そしてそれが達成できないお店には、出来るようなアドバイスをして歩く。そして、達成したお店には認証を与える。更にである。そこを使うお客には、そのお店の実行具合のチェックマンになってもらう仕掛けを作る、と言った塩梅である。

 あれだけ効果を上げている山梨方式を、なぜ、他の自治体がやろうとしないのかが不思議でならない。そんなにメンツが大事なんだろうか。Plun Do Check Action(PDCA)ではないが、計画を立て、それを実行し、本当に実行できているかチェックをし、そして、更にブラッシュアップして計画を修正するということがやられていないことである。その中でも、決定的に抜けているのが、Checkである。つまり計画・実行が甘くないかのチェックが抜けているのである。正に、「言い放し(いいっぱなし)」「やり放し(やりっぱなし)」なのだ。それでいて、異口同音に、効果が出ない、と言い放つ。無責任、他人事の何物でもない。

 幸い、新しい知事になった千葉県知事は、この山梨方式の変形ではあるが、踏襲しようとしているようである。更に発展させた方式で、是非、感染者数を一桁台にしてほしいものだ。

 人がいない、などという言い訳は通用しない。今、年寄は余っている。ボランテアでも、通常の1/3の報酬でもいい。例えば、年寄の希望者にやってもらえば、これ位のことは出来る。年寄りに生きがいを与え、コロナ感染者が減るとなったら一石二鳥ではないか。生きているうちに頭は使え、である。自分の立場、利益、存在など関係ない。知事は、県民の安全、安心のためにいるのである。また、その覚悟を持って知事になったはずである。明日にでも、山梨方式を実行に移し、PDCAをきちんと守ることである。県民にコロナをこれ以上流行らせないために・・・。