ミドさんのブログ

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自叙伝のすすめ

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自叙伝


 今、「世界おもしろ話」(仮題)という本を執筆中である。執筆中とは、いささか大げさであるが、この時期、所かまわず伸びてくる庭の雑草を摘み取るより、また、必要以上に大騒ぎするお笑い芸人のテレビを見ているより、こうしたことを書くことは、私にとって余程面白いのだ。

 その本のネタ本は、10年前に自分で書いた「我が人生(会社編)」(写真)である。ところが最近あることに気づいた。「もの忘れ」である。たった10年前に書いた内容、その当時は、何十年も前の出来事を覚えていて書いたものだが、その内容を今読み返してみると、思いだす出来事と、読み返しても思い出さない出来事に分かれるのだ。たった10年でこの違いである。つまり、60歳と70歳ではこれほど違うということである。人間というのは、こうやって忘れていくものなのかと「忘れる原理」みたいなものを発見したような気になった。

 こういったことから、今日書きたいネタは、自叙伝である。自叙伝と言えば大袈裟になるが、日記をまとめて書くと思ったらいい。こういった本を、他人に見せると、必ず言う言葉が、「えー、凄いですね!」である。凄くもなんともない。日記を書いていると言われて、凄いですねー、という人はあまりいない。そんなものである。

 冒頭の写真にあるように、家族編、会社編、フィリピン編と3部作にした。家族編は生まれて物心ついた頃から会社へ入るまでのことを書いたものであるし、会社編は、会社員になってから、役職定年と言われる55歳頃迄のことを書いたもの、そして、最後のフィリピン編は、それから、定年退職するまでフィリピンに単身赴任した様子を書いたものである。

 日記ほど、日々の気持ちの変化など細かな機微についてはかけないものの、人生の節々での心の葛藤やら、気持ち・考え方の変化やらが書けるのである。

 各編にある「あとがき」のまとめを最後の「フィリピン編」で書いている。それを紹介し、「自叙伝のすすめ」としたい。

 

 「この3編、家族編、会社編、そしてこのフィリピン編の自叙伝を書き始めたのが、2009年11月頃だったと思う。既に約2年が経過している。会社を定年退職して既に2年5か月、どんどん記憶は薄れていく。(中略)母には真面目さを教わり、父には考え方や実践の大切さを教わった。父が亡くなった時、もっと、聞いておくべきことが一杯あったのではないか、と感じたものである。そういった思いを子供たちにさせたくない、という思いから書いてみたものである。

 会社編は、会社での出来事、その時々の思いを書いた。会社の事務所にいる時のエピソードや国内出張時の思い出なども書きたかったが、どうしても海外出張での思い出が強く、海外での仕事ぶりを中心に書いてしまった。もし機会があれば書いてみたいと思う。

 フィリピン編は、単身赴任であったことから、会社生活、プライベートな過ごし方なども書いた。一杯思い出が詰まっている時期でもある。また、フィリピンの国は、今や第二の故郷と言える国であり、フィリピンの人達は、国は違えども愛すべき隣人である。一般の日本人の考えるフィリピン人とは違う。彼らの実態は、別冊で是非とも紹介したいと思っている。(省略)」

 

 この最後の、フィリピンの実態は、既に、別冊「サラマッポ」として世に出した。

是非、皆さんにも、退職したらすぐ、自叙伝を作ることをお勧めしたい。60歳以上、70歳以上になると、自分が思っている以上に「もの忘れ」は進行するのである。ちなみに、私はまだ認知症にはなっていない。