ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

手術(白内障)一週間後の診察

 白内障の手術を受けたことで、眼の色々な症状を知る機会になった。白内障以外に大きな症状としては、緑内障加齢黄斑変性症などがある。視界が欠けたり、ゆがんで見えたりする症状である。そういった意味では、白内障は、一番、単純で分かり易い症状といえるだろう。

 

「やさしい日本語」が必要な医療用語 

 昨日、白内障の左目手術から一週間目で、医師の診察があった。その前に、視力検査や眼の画像を取る検査などがあった。視力検査では、レンズを色々入れ変えて、視力を検査するが、その時やった一番見える状態で、いくつくらいあるのか聞いてみたら、1.2とのことだった。度が強くなってから聞いたことがない数値だった。かっては、1.5位あったはずだが、年齢と共に度も強くなり、そうして、1.0位が普通の視力になっていた。しかし、こういった検査でも、こちらから聞かないと、何も言ってくれない。聞かない人は、何の検査をやって、何が分かるのかが、いっぺん通りの説明はするが、専門用語を駆使して説明したつもりになっている技師たちにも「やさしい日本語」が必要だとつくづく思った。かって、自分の両親が、若い人の言うことは良く分からないと言っていたが、現代語を使うので分からないという意味ではなく、日本語を易しく説明するという努力が欠けていたんだなーと今になってやっと分かったような気がする。

 

手術1週間後の診察

 いよいよ医師の診察である。これは、手術後の経過が順調かどうかを判断する診察なのだろう。今日は、あれを聞いてみようとメモ書きにしてみた。昔、母親が、病気について聞きたいことをメモ書きにして、面談時に医師に質問攻めにしていた当時を思い出した。私も、母親似かと思わず吹き出しそうになった。

 「155番の方! 155番の方!」と自分の番号を呼ぶ。診察室に入る。見知った顔だ。確か、この先生が最初に見てくれた先生だったなー、そして、手術もこの先生がやってくれたはずだ、と思い、聞いた。「先生が、私の手術をしてくださったんですよね」「そうですよ」。やっぱりそうだった。手術開始時に自己紹介をされたが、よく聞き取れなかったので、確認したかった旨を伝えた。

 一通りの問診があり、検査技師からのさきほどの報告があがっているのだろう。「手術後も順調ですね」「ちょっと、目を拝見させてください」と機器を使って、眼を覗き込む。「問題ありませんね」。

 

医師を質問攻め

 ここまで来て、やっと考えてきた質問をしてみた。何となく、質問しにくい雰囲気だし、先を急いているようにも見え、何となく、尻込みしながらの質問になった。「手術では、どうして、左目からだったのですか?」「左目の方が白内障が進んでいたからです」「ネットで調べたら、悪い方からやるって書いてありましたが、その通りだったんですね」「どちらも同程度の場合は、右目からやるのが多いようです」「利き目が右だったもので、慣れるのに大変でした」、といったやり取り。そして、その後、「水晶体を薄くしたり厚くしたりする筋肉があると言いますが、眼内レンズになった場合、こうした筋肉はどうなるんですか?」「無くなります。でも、年と共に、この筋肉は働かなくなりますので、それほど変わりがなく、気付かないほどです」という。どんな微調整か知らぬが、この筋肉(毛様体筋という)があってもなくても変わりがないという。眼内レンズにした場合、良いこと尽くめかと思っていたが、やっぱり欠点もあった。どうして、こういったことが手術前に説明しないのかよく分からないが、素人に話しても仕方ないと判断しているんだろう。

 もっと、もっと、質問は用意していったが、迷惑そうなので、たった二つの質問でやめた。今度機会があったら、残りの質問もしてみよう。

          (つづく、・・・)