ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

金メダル続出のオリンピック序盤

 コロナ禍なんて何のそのである。4日連休になった7/22~25。検査件数が少ないため、1万件くらい出てもおかしくないコロナ禍の状況なのに、5000件以下に収まっている。毎週多い水曜・木曜の感染者数の発表が恐ろしい。

 

メダルラッシュの日本柔道

 そうした状況下で、マスコミは、ここぞとばかり東京オリンピックを取り上げる。最初のメダルである柔道は、日本柔道復活の兆しが見える、メダルのラッシュ、金メダルのラッシュである。高藤選手の金に始まり、阿部兄妹のダブル金、そして、昨日の大野選手のリオに続く二大会連続金。日本選手初めての金の高藤選手、史上初の兄妹の同日同時金取得など話題性が満載。その中、昨日の女子、芳田選手の銅取得は可哀そうだった。実力的には金でもおかしくなかったが、押している試合で、ほんの一瞬のスキを突かれて、準決勝で敗れた。しかし、3位決定戦では見事一本を決めて銅メダルになったものだが、オリンピックで銅メダルを取ったというのに、一切の笑顔がないのだ。過剰な期待を背負う選手も可哀そうである。折角出場したオリンピックである。是非、選手には楽しんでもらいたいものである。

 

悲喜こもごも、レジェンド達

 期待していた体操ニッポン。体操界を一手に背負っていると称された内村選手、鉄棒でのまさかの落下による失格があり、水泳日本を背負うと思われた入江選手や瀬戸選手の得意種目の予選失格で決勝に残れないというようなことも起こった。そこでの内村選手のコメントが精彩を放つ。「僕はもう主役じゃない。もうやることでなくて、後輩たちに伝えていかなきゃいけない立場だと思った」。主役は、いつかは後退する。その潮時を悟った言葉だった。後輩たちは、立派に団体銀メダルを取った。

 そんな中、水泳女子400mメドレーリレーで優勝した大橋選手。病弱から母親が水泳を始めさせたというが、25歳の遅咲きレジェンドの優勝。何ともさわやかだった。

 

若い無名選手の活躍

 年寄りには縁遠いスケートボード。この世界にプロがいるとは知らなかった。オリンピック種目になるような競技なので、当然と言えば当然である。無知を恥じるばかりである。堀米選手の金メダル取得がニュースに流れた。そして、それに続く、13歳女子の金取得である。これも話題をさらっている。日本での最年少金メダル取得だそうだ。詳しくは調べていないが、堀米選手は親が教育し、アメリカまで行って修行し、プロになり、アメリカに今では家を持つほどの若者である。私は”無名”と思ったが、業界では名が売れた若者だった。

 

初金メダルに沸く、卓球界

 何といっても、中国との混合ダブルス決勝で見せた”粘り”だろう。2セットを連取され絶対絶命のピンチに3セットを奪取し3-2と逆転。その後、3-3とされたものの、最後は、危なげなく勝って金をものにした。そして、優勝後の二人の喜びようだった。見てるこっちも嬉しいが、嬉しさ120%を表現している二人を見るのもまた嬉しいものだ。涙なんてものは一切ない。はちきれんばかりの笑顔、笑顔そして笑顔である。伊藤選手のあんなに喜んだ顔を見たのも初めてだった。「本当に楽しかった」の一言が全てを表している。折角のオリンピック出場である。是非、金メダルの前に”楽しんで”オリンピックを満喫してもらいたいものである。

 

これから中盤である。益々の日本選手の活躍を期待したい。

           (つづく、・・・)