ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

コロナの猛威

変ったように見える若者意識

 コロナが猛威を振るっている。最近やっと、若者もコロナの猛威が自分たちに降りかかる災難だということが分かってきたように思える。マスコミそのものを信用しているわけではないが、街頭でマスコミがするインタビューに対する若者の応対が明らかに変わってきている。

 

自宅出産、赤ちゃん死亡

 20代、30代の若者がコロナで救急車を呼んでも、行く病院がないのである。昨日に至っては、コロナに罹った妊婦の出産をしてくれる産婦人科医がおらず、自宅出産で子供を産んだが、その赤ちゃんが死亡したという痛ましい事案が発生し、その報告を女性市長が淡々とマスコミに報告している姿には唖然としたが、こうした報道をするに至って、やっと、目覚めた感じがするのである。

 ○○宣言を出そうが、何の注意喚起をしようが、東京都内の繁華街は人流が下がらなかったが、こうしたニュースを受けヤットその気になったように思える。

 

相変わらず、人手不足

 そして、コロナになって最初に連絡するのが保健所であるが、その保健所が人手が足らず滞り、その先の一手を指示できないでいる。また、それを受ける病院もベッドがなく、自宅療養者が増えている。そしてその療養者を個別に医師が診療して回る、と言った八方塞がり、悪循環の状態なのである。

 昨日は、飲食業の店主がインタビューに応じていたが、今年初めからの保証金というか協力金の入金がないんだそうである。酒提供、開業時間制限に協力してもそのお金は入ってこない。この現象は前から報道されて久しく改善されないままだ。保険所ばかりでなく、都庁も人手不足のようだ。そうして、制限を無視して開業している飲食業者は何のお咎め無受けずにのうのうと営業している。

 

大都市の責任感

 本当にどうかしている。秩序も何もあったものではない。飽きれてモノが言えないというのはこういった状況を言うのである。知事は具体策を出さずに、総理大臣が言うようなことばかり言っている。東京、大阪など大都市の感染を抑えないといけないのに、何の具体策も打たずに、大都市からコロナを蔓延させていると言っても過言ではなかろう。現に、数字が表している。蔓延の数字は大都市が最初に大きくなり、その後近隣の都市に広がり、更に、その近くの小さな町や村にまで蔓延するのである。約1か月かかって、今、我々の小さな町にまで蔓延の波が押し寄せてきた。

 

知恵を絞れ、人手不足!

 人手不足という。保健所も病院も都庁、県庁もである。人が必要ならリタイヤ―した人を一時的に使ったらいいではないか。今まで、そうした施設、会社で働いていた人たちである。現役の人たちの半分くらいの戦力には十分なるだろう。幸い、ワクチン接種率も高い人たちである。そんなこともせずに、保健所が人手不足でとか、役所が人手不足で協力金が遅れているとか、ともかく、1億総言い訳ばかりである。

 

国家的非常事態

 非常事態だ。8月15日は終戦記念日だった。この戦争のときには、10代の若い人、女性も駆り出された。国民全員が臨戦状態だった。その忌まわしい経験を生かすときだろう。××の認可がないからできない、などと言っている場合か、である。色々な制限を外して、1億2千万の国民全部がコロナ撲滅に協力する時期であるし、協力を求める時期でもある。政府の力、行政の力を発揮するときである。

     (つづく、・・・)