ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

バズる

ブログ3500人超え

 私のブログを訪れる人が、累積人数で3500人を超えた。見てくれている人は、何日かに一度という具合に読んでくれている様子だ。毎朝更新するのを目標にしているが、用事があるときや忘れた時など夜になったりする時がある。年を取ってからの毎日の仕事とするには、大変良い習慣だと思っている。年寄は、世の中を眺めていると、いくらでも話したいことは出てくるものだ。

 さて、今日は何にしようかと思ったが、最近の日本語に触れてみたい。

 

バズる

 タイトルの「バズる」と言うことばをご存知だろうか。最近始まった、「The Time、」というTBSの番組、早朝からやっているが、安住アナが担当していることから、朝はこの番組に決めている。つい数週間前に始まった番組である。始まった頃は、そんなワードもなかった気がするが、「バズったワード」として毎朝紹介がある。これを聞いているだけである程度昨日のニュースが分かる。そこで「バズる」って何だろうと調べた。英語の「Buzz」という動詞から来ているようだ。(蜂がブンブンいう)ことから、(ざわつく、がやがやいう)ということばになったようだ。昭和時代にもこういうことばがたくさん出たなー、と思い起こすが、何ということばがあったか思い出せない。

 

「ら」抜き言葉

 この番組に限らず、今、マスコミのアナウンサーを始め、いろいろな人が間違った日本語を話す。その典型が「ら」抜き言葉である。「作れる」「食べれる」は、普通に使っているようだが、私が外国人に教える場合は、「作られる」、「食べられる」と教え、「可能動詞」と言うことばも同時に教えている。ここまでは意味が通じるので、何となく分かる気もする。スマホで文章を入れるとちゃんと出てくるところを見ると、日本語として認可されているということだろう。ところが、「届けれる」という単語からは、「届けられる」という可能動詞が連想しにくいのは私だけだろうか。

 

「可能だったりしますか?」

 ところが、最近、インタビュアーが外で質問するときに、「・・・したり可能だったりしますか?」と言うことばだ。どうしてこういう言葉が出てくるのだろうと不思議でならない。普通に言えば、「・・・(したり)させて頂けますか?」というようなことばが当てはまるのではないかと思う。「可能」という言葉を使うなら「・・・したり可能ですか?」である。でも、これだと、横柄な(高飛車な)印象を与えてしまうので、申し訳なさそうに「だったりしますか」と言うことばで曖昧さを出して、柔らかい印象を与えようとしている、とみる。そして「刺身より煮魚が好きです」という所を「刺身というよりかは煮魚が好きです」という表現をする。この「・・・よりかは・・・」と言う表現、なにか違和感を覚えるのは私だけだろうか。

 

テレビのチャンネル

 この番組で金曜日だけを担当するのが香川照之だが、若いアナウンサーに、昭和時代の言葉を聞かれて、テレビのチャンネルの話になった。ブラウン管時代のテレビはチャンネルを回す「つまみ」が付いていた。このつまみ自体をチャンネルと言い、番組を変えることをチャンネルを回すなどと言った。しかし、今は薄型テレビ。そして、チャンネルを変えるのはボタンである。私は、チャンネルを変える(回す)と今でも言っているが、若い人は、あの「つまみ」を知らない若者も、チャンネルを変えると言うことばを使っているのだろうか。使っていてもおかしくはないが。

 

補聴器で世界が変わる?

 こんな言葉遊びをしても仕方ないが、その時代時代で、流行る、それこそバズる言葉というのはあるものである。年寄のおじいちゃんも若者に負けずについていこうと思う。

 今日は、補聴器が届く日だ。補聴器やさんも言っていた。耳が遠くなり出すと、耳がバズり出すそうである。白内障の手術で世の中が変わった。補聴器でまた世の中が変わることを期待しよう。(Buzzには、耳鳴りがする、の意味もある)