ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

朝たん

太る原因

 太る原因に、まずは運動不足、更に、たんぱく質の摂り過ぎがある。年を取ると何事にも億劫になり、外出したがらなくなる。良く車で走っていると、手を振りながら、誰かと話をしながら、老人が足早に歩く姿を見かける。あの人たちは一体何を目標に歩いているのだろうかと思ってしまう。どこかが痛いとか、どこかおかしいので歩く必要があるのだろうか、と思う。私の場合は、こうした理由もなく、というか、痩せるためとか、運動のためにとかという理由で歩くのが嫌いであり、元々、運動嫌いな性格でもある。

 

朝たん

 そうなると、運動をしない上に美味しいものは食べるので、太るという問題にぶつかる。そう思っていたら、「朝たん」ということをテレビで言っていた。つまり、朝必要なたんぱく質を摂らないで、昼以降に摂ると、タンパク質必要量をオーバーしてしまい、それが脂肪として体に蓄積してしまうらしいのである。なるほど! つまり朝からたんぱく質をしっかり適正に食べる必要があるのだ。この番組では、ゆで卵を朝食べることを、手軽にたんぱく質を摂る方法として指導していた。

 

適正たんぱく質の量 

 そんなことを考えながら、完全和食のため、朝から生卵を食べる方法もあるが、ついつい他の物を食べてしまっていたので、時々はゆで卵を作り食べていたら、今度は、NHKの「がってん番組」である。筋肉をつけるためにたんぱく質が必要という。その必要量は、1日60g、1食20gというではないか。60代まではそれほど感じなかったが、70歳の声を聞いた途端、筋肉の衰えを感じ出した。再放送だったが、夢中で視てしまった。

 

タンパク質とアミノ酸

 タンパク質をネットで調べると、次から次へと色々な情報が出てくる。便利な世の中になったものだ。人体の20%はたんぱく質アミノ酸が100個集まったものをたんぱく質と言うとか、アミノ酸は20種類あり、それ全部が揃わないと機能しないとか、体内で作る非必須アミノ酸と外からとる必須アミノ酸があるとか、といった情報がたくさん出ている。学校でこのような知識を教わったのかもしれないが、すっかり忘れており、70にして再教育された。

 

タンパク質カード

 その必須アミノ酸は、たんぱく質を摂取することで生成することが出来るが、何を食べたらいいのか、という点で、”がってん”で、「タンパク質カード」というものを作ってくれた。食材の絵が描いてあり、何g食べたら、何gのたんぱく質を食べたことになるか、という便利な早見表ならぬ早見カードである。例えば、豆腐1/6丁で3g、牛乳軽くコップ一杯で5g、白米1膳で3g、納豆ミニカップで4g、卵目玉焼きで6gという具合にである。ちなみに、私の朝ご飯を計算してみたら、20gはゆうに超えていた。

 今後も、このカードで時々チェックしようと、コピーした。

 

バランスの良い食事

 ただ、こうした番組は、たんぱく質だけを取り上げるので、タンパク質だけを摂れば良いように錯覚するが、ネットなんかで見れば明らかだが、栄養のバランスというものがある。三大栄養素と言われる、炭水化物、脂質、タンパク質の他にも、ビタミン、ミネラルなども必要になる。

 要は、マスコミ(テレビ・雑誌など)を見て一喜一憂するのではなく、そこには必ず原理がある。太るには太る理由が、筋肉が落ちるには落ちる理由がある。そこをわきまえて、日頃、生活することが重要だと気づかされた、”がってん”だった。

 今日から、(運動ばかりでなく)食事で筋肉を保つよう注意しよう!!