ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

心よりお詫び申し上げます

心よりお詫び申し上げます

 「心よりお詫び申し上げます」。会社幹部が3,4人壇上で頭を深々と下げる。あの風習?は、いったいいつから始まったんだろう。そして、毎回、誰に頭を下げているんだろう、誰にお詫びしておるのだろう、と考え込む。少なくても、私は、頭を下げてもらう必要は全くない。そんな時間があったら、実害を与えた人たちに心の底から、謝ったらいい。

 

国会議員が傷害事故

 今度は逆だ。数日前に国会議員が秘書と車に乗り、誰かをひっかけてけがをさせ、逃げてしまった。調べてみたら、車は車検切れだったという顛末。そして、その報道。議員のことばを流す。「車の管理がずさんだった。今後は気を付ける」ときた。恐らく、この言葉には前後があるが、この部分だけを切り取ったものと思われる(そうでなかったら、マスコミもどうかしている)。誰でもすぐ気付くのは、事故を起こして逃げるとは、議員にあるまじき行為だ、だろう。それよりも車検切れを話題にするとは、何たるお門違いも甚だしい、と思いませんか?

 

続く、議員絡みの事故

 つい先だって、都議が事故を何度も起こして車に乗っていたことで、議員辞職したばかり。一体、議員の品性はどうなっているんだ、とつい叫びたくなる。国会議員の事故では、今朝の報道では、事故を起こした直後、「行ってしまえ」と議員が叫んだと報道された。一方、報道機関に語った議員のことばは、「事故には気が付かなかった」。最近の車にはレコーダーが付いている。何でも録音されてしまう。なんで、こうも見え透いた嘘をつくのか、我々善良な国民には意味が理解できない。全くついていけない。

 

政治家とはこんなもの?

 昔から、「政治家とはそんなものだ」と、色々なことが起きると、一般人の口の端に上る。そんな政治家ばかりではないことは分かっているが、何とも、後味が悪い。また、偉い政治家が出てきて「出処進退は自分で判断すること」「自分に説明責任がある」と言うのだろう。一方の議員は、全く理解に苦しむ、5歳児のような言動である。5歳児に、自分で判断させていいの? と不思議に思う。ここは、親が子供を戒めないと収まりがつかないのではないかと思うが、いかがだろう。20歳を過ぎたら法律上は大人である。でも、こうしたある方向には弱い未熟児もいるのである。

 

ここでこそ、先輩諸氏の出番

 「国民の皆様に、心よりお詫び申し上げます。私どもの議員が、事故を起こし、善良な国民に怪我をさせてしまいました。また、車の管理もできていませんでした。今後は、議員の保護者として、しばらくの間、議員を辞めさせるとともに、自己研鑽に努めるように本人に言い含めますので、何卒お許しください。」などと、(先輩)保護者が出てきて挨拶するところではないか。そして、議員の所属する、派閥の長、関係者が、壇上で雁首を並べて国民に頭を下げるのである。国会議員なのだから、国民の前で謝罪するのは当然である。政権を云々する以前に、子どもも管理できない団体ではどうしようもない。今は、そこまで、(一部の)議員の質も落ちているということだ。