ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

ウサギとカメ

ウサギとカメ

 ある時、「うさぎ」は「かめ」を「歩くのが遅いこと」を馬鹿にします。馬鹿にされた「かめ」は、「うさぎ」へ山の頂上までかけっこ勝負を挑みました。かけっこを始めると、「うさぎ」はどんどん先に進み、「かめ」が見えなくなってしまいます。「うさぎ」はあまりに余裕なので、「かめ」を待とうと居眠りをはじめました。その間も「かめ」は着実に進みます。そして、「うさぎ」が目を覚ました時には、山の頂上で喜んでいる「かめ」の姿を見るのです。(文章は、ネットから借用)

 

内村航平引退

 新聞、テレビなどのマスコミで、体操、内村航平の引退宣言を取り上げていた。内村選手を話題にした他の国々は一杯あるらしい。日本の内村ではなく世界の内村である。しかも、未だ33歳の若者である。私は、33歳の頃って何していたかなー、なんて、ついつい考えてしまうのは、多分一般庶民の感覚なんだろう。内村選手も血のにじむような努力をしたに違いない。「でも、俺だって・・・」と思うのは、私だけだろうか。「たまたま住む世界が違っただけだ」とは、言い訳だろうか。

 

何を楽しみに生きるか

 今、私は、何をしてきたのかな、そして、何を目標に生きているんだろう、何を楽しみになんて、会社勤めが終わり、時々考える年齢になった。夢中で、30歳も、40歳もそして50歳も、その時々は一生懸命生きてきた。世の中の同業他社と血のにじむような競争もしてきた。それは内村君に負けず劣らずだと思っている。でも、それは、会社のためであって、自分自身のためだけではない。

 

短い花形時代と長い努力の時代 

 内村君のような体操選手も、野球選手も同じだ。30歳代で峠を越す。せいぜい15年から20年が全盛期だろう。でも、華々しい活躍である。羨ましくも思う。

 彼らに勝てるなんて、勝とうなんて、とてもおこがましくて言えないが、その足元にでも、と思うと、我々にできることは、唯一、コツコツと長い時間かけて努力を続けること位しかない。そして、子どもたちや孫たちに、たいしたことでもないが、こんな人生を歩んだんだよ、というメッセージを残したい。

 そうして、時々、孫に会って、ゴルフをして、カラオケをやって、なんていう生活も楽しいが、それだけでは嫌だ! との思いから、「書く」ことを始めた。ブログもその一つである。

 

童話の教訓

 「内村選手は、33歳で世界の頂点に立った。内村選手が足早に世界を駆け抜けるウサギなら、私は、そんな有名人には到底なれないが、せめてコツコツ毎日を積み重ねているカメだな」と思いで、ネットで、ウサギとカメの話を探してみた。出ている、出ている、「あらすじ」やら「隠れた教訓」やら、満載である。冒頭の文章もそこから引用させてもらった。

 

年齢相応の教訓

 ウサギとカメほどの実力の差もある。でも、努力は悪いことではない。この話の「隠れた教訓」とやらを読んだ。「目標をしっかり持ち、達成することの重要さ」を教えているんだそうだ。だが、小学生の低学年に参考になるのは、せいぜい、「油断大敵」「過信禁物」が良いところだろう。

 「目標持て」を言っても、なかなか理解してもらえないのではと思う。大人が考え出した「理屈」だろう。この話は、童話だ。人生論を言っているのではないのだ。

 小学生は小学生なりの、大人は大人なりの年齢それぞれに感じ方も違う。違って当たり前だ。教訓とはそんなものだ。決して一つではない。

 今日も、ブログを書こう。