ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

フィリピンの魅力(36.マッサージ)

初冠雪

 1週間も前から、「雪が降る、雪が降る」と前宣伝?が凄かった。最近の天気予報は、安全策を取らないと、批判が大きいせいか、誇大広告よろしく、前々から宣伝するらしい。挙句、今朝の民放アナウンサーのことば、「都心で3cmの大雪」だそうだ。3cmの降雪で、大雪と言ったら、北国の人に叱られそうだ。

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庭にうっすらと初冠雪(この位の雪が、鑑賞には丁度いい)

 昨日は、昼間から雨が降り出し、夜半過ぎに雪に変わったようで、茨城県の北の端の我が町では、この程度の雪だった。お陰で、1か月強続いた散歩も1日休みが取れた。

 

フィリピンのマッサージ

 さてさて、フィリピンの話題に入ろう。今日は、マッサージの話である。フィリピンのマッサージには色々ある。日本のような本格的なマッサージはあるのだろうが、気軽に行ける気持ちの良いマッサージの話である。 

 世界の国々には、色んなマッサージがある。男なら、いかがわしいマッサージを連想するかもしれない。日本ほど健全なマッサージは世界にはないといっても良いと思う。日本でマッサージといえば、健康に良い健全なマッサージを指す。しかし、後進国に行けば行くほど、男がマッサージといえば、その種のマッサージ店に連れていくのが一般的と思った方が良い。つまり男にとっては世界の常識なのだ。そうはいっても、健全なマッサージもフィリピンには沢山あった。健全とは言いつつも、これが本当に効くのかというような店も一杯あったが、そういうお店を紹介したい。

 

フット・マッサージ

 ゴルフの項でも書いたが、何といっても良く行くマッサージは、在比日本人の間で言う、”足(フット)マッサージ” と言われるものである。店に入ると、時間を30分にするか60分にするか聞かれたりする。時間を決め薄暗い部屋に入ると、足を洗うバケツを持ってきて、靴下を脱がせ、丁寧にうら若き女性が足を洗ってくれる。王様にでもなった気分である。実に心地よい。そして、リクライニングシートでしばらく待つと、マッサージクリームなどを手にやってくる。足を投げ出し、女性のやるがままに任せる。特に、会話はないし、余計な気を遣わなくて済むのでありがたい。黙って座っていればよい。足の指一本一本、そして、土踏まずあたりから踵までゆっくりと時間を掛ける。そして、60分のマッサージともなれば足首、ふくらはぎ等も対象に入る。そして、肩や首筋なども申し訳程度に揉んでくれる。こうしたマッサージ店は、マニラ市内の至る所にあり、日本女性なども良く利用するらしい。そういったお店で日本女性に会った経験はないが、マッサージ嬢から聞いた話である。

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マッサージ店内部(リクライニングシート、料金表、ベッド)(いずれもネットより)

ボディ・マッサージ 

 また、全身(ボディ)マッサージのお店で、お風呂があり、食事が寄せ鍋食べ放題、そして、全身マッサージ付という韓国系マッサージ店があった。韓国人はこういったお店を経営するのが得意のようだ。日本人がこういったお店を経営するのは極まれである。恐らくその筋に精通していないと経営できないのだろう。こういったお店に入ると、まず服を脱ぎ特別な部屋着に着替え、タオルを持ち共同浴場のような所に入る。大きな温水プールのような、風呂といっても温度はぬるい。そこでお湯につかるというか運動をする。そしてその風呂からあがると、寄せ鍋風の食べ放題の場所に移動する。入り口で二種類のだし汁の入った鍋を貰って椅子テーブル席に座る。周りに食材が並んでいる。向こうが見えるほどに薄く切った豚肉、そして、野菜や魚団子等々である。日本の寄せ鍋のような高級感はない。それでもお腹が一杯になると、いよいよマッサージである。また移動して、リクライニングシートに横になると、若い男の子がやってきて、体のあちこちを揉みだす。こういったマッサージ店でも千ペソ位だったように記憶している。足だけのマッサージだと五百ペソ以下だったはずだ。

 

”筋肉をほぐす” より ”ストレス解消” 

 こうしたマッサージで体の筋肉の痛みがなくなったということはない。どちらかといえば、ストレス解消、気持ちよさを追求するために行っていたというところである。

 帰任間際の頃だったと思うが、マニラ空港内に、待ち合わせ時間中にできるマッサージ店が開店していたのには驚いた。ともかくフィリピンには、色々な種類のマッサージ店があり、先週はあそこへ行ったから今週はここにしようなんて考えながら店選びを友人としながら、マッサージを楽しむのも愉しい一時だった。

 これらは、物価・給与の高い日本では考えられないようなことだが、フィリピン訪問の折には、是非試して頂きたい場所である。