ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

グループって いいね!

冬季オリンピック閉幕

 北京オリンピックが閉幕した。今までの冬季オリンピックで、日本が取った、一番多いメダルの数、18個だそうである。世界で10位と言ってもすごいことなのに、1番、2番、3番なのである。何気なく、言っているが、会社員として、40年過ごし、スポーツ以外の世界で1番を取る大変さは、想像できないほどだった。普段、テレビなどでよく見て、身近に感じているスポーツ選手は、それほどに感じないものだが、彼らの努力が、いかに大変かが分かるというものである。

 

思い出に残る数々のシーン

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スノーボード(アクロバテックなハーフパイプ、ネットより)

 今回のオリンピックで、色々な話題があった。スキージャンプに関するメダルもあったし、何といっても、スノーボード平野歩夢選手だろう。4年前チリチリヘアーで出てきた平野選手は、こう言っては失礼ながら、その辺の繁華街にいるチンピラ風で、どこか馴染めなかったが、今回金メダルを取った後のインタビューを聞いて、立場が人を作るというが、スポーツ選手もそうだと思った瞬間だった。4年前のインタビューとは全くの別人という気がした。なるほど、と思わせる話ばかりだった。

 

まるでダンスのような、パシュート

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パシュートのフォーム(ネットより、なぜか、自転車競技と一緒に写真が・・)

 そして、スケートである。なんといっても、パシュートの決勝だろう。あんなに3人のフォームが揃うもんかと不思議でならない。まるで、ダンスを見てるようだ。やはり、こりゃー1番になるはずだ、と思った瞬間、最後尾の選手が転倒した。残念ながら銀メダルとなった。が、しかし、私のように、まじめに見ない観客までをも引き付けたパシュート。言うのは勝手だが、ギリギリで滑っているが故、ほんのチョットしたことでも転倒してしまうというレベルの滑りなのだろう。

 「本当に、ご苦労さん。日本国民、みんなが感動をもらったよ」と言いたい。

 

仲間の競技? カーリング

 また、女子カーリングは、また、全国のファンを魅了した。どんでん返しの連発で、ドキドキ、ワクワクの繰り返しで、見るほうも、精神的にクタクタの状態だった。予選リーグで連勝が続き、決勝リーグ進出確実と思われたと思ったら、連敗続きで、そして更には、決勝進出をかけたスイス戦に敗れ、自力進出不可能になった。皆が諦めた瞬間、別に試合をしていた、韓国が勝ったことを知らされ、飛び上がって喜ぶ4人。準決勝へ進めることになった。そして、準決勝では、予選リーグで負けて諦めかけた因縁のスイス。ここにも、ついに勝った。メダルも銀か金かという2位以上が決定となった。

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女子カーリング(ネットより、もぐもぐタイム、皆で喜ぶ)

 

グループっていいね

 そして、迎えた決勝戦では、英国と戦った。予選では勝っているが、3-10と負けてしまった。残念だが、本当に、楽しませてもらったカーリングだった。日本国内でもいろいろなカーリングブームを起こした。

 今回のカーリングチームぐらい、チームワークが云々された競技・チームはなかったが、パシュートで転倒してしまい、仲間に慰められた、高木莉奈選手が「今度くらい、グループっていいね、と思った大会はなかった」と言っていた姿が印象に残った。

 

親子、母子関係

 最近、日本では、子供の被害が多い。それも、親に、母親に、暴行を加えられるという被害だ。昭和生まれの私には信じられない。自分の命を投げうってでも子供を助けるという社会で育った人間には、である。自分が食べなくても、子供にだけは食べさせる親ばかりだった時代だ。それが、自分の彼氏がいるところへ行って、1週間も子供を家に置き去りにする親がいるという。自分勝手な親、のニュースが多い。

 社会で、一番小さなグループは家族であり、親子であり、母子でもある。私は男なのでよく分からないが、それでも、子を想う母親の気持ちは絶対だと思っていた。何をやろうが、何を想おうが、母親は母親である。母子の関係は、男の私から見ても羨ましくさえある。「グループって、いいね」と言える母子、親子でいたい。