ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

さんぽ道(高萩市)

ウォーキングの季節

 雪や雨も上がり、暖かくなり、ウォーキングの季節になった。今までの厚着での散歩ではなく、少し、軽装での散歩をしてみることにした。風も何となく春めいた感じだ。少し離れた病院の駐車場に車を置かせて頂き、歩き出した。

 ちょっと薄ら寒い気はするが、それでも気持ちがいい。そういえば、数日前、フキノトウを取りに行ったことを思い出し、道路脇の草むらを注意深く見ながら歩くことにしたが、トータル 7,000歩位歩いている途中で、見つけたのは、1か所だけだった。こういった山菜も昔と比べると大分少なくなった。理由は、何だか分からない。

 

常磐炭鉱(高萩鉱)展示館 

 何気なく、車で走り通り過ぎているところにも、意外な場所を見つけるものだ。昨日は、昔、若い頃、オリエンテーリングなどをして遊んだこともある、大心苑(だいしんえん)の横を通り過ぎようとして、常磐炭鉱(高萩鉱)の記念館があることに気づいた。昔は、これはなく、美術館だったはず。開館が土・日だけというのも気になった。

大心苑(だいしんえん)と常磐炭鉱・高萩鉱の展示館

 私が住む場所は、子どもの頃は炭鉱とは切っても切れない関係にあり、この辺りには、ボタ山などもあったものである。そのボタ山がきれいになくなり整備されて、大心苑になったと聞いてビックリだった。そんなことも知らずに遊んでいた若い頃が懐かしい。当時の模型などもあり、興味を引くことばかり。説明者は一人いるが、お客も来ないので、よく喋る説明者だった。撮影禁止なので、興味のある方は訪問されてはいかがかと。ただし、土日だけが開館なので要注意である。

 

鉄道収集物展示館 

 そして、外に出ると、遠くの方でこちらを見ているおじさんがいる。近づいていくと、そこには建物があり、展示室になっている。こちらは、鉄道関係の収集品を集めた建物だった。

昔の鉄道の収集、展示館

 説明者が一人いるが、この方も鉄道関係者のようだ。収集物が凄かった。見える範囲、撮れる範囲だけを映したものだが、収集家にとっては、貴重なものばかりだろう。昔、駅員さんが被っていた帽子や制服から社内で売っていたお酒、機関車の数々の写真、昔の時刻表、とにかく何でもある。この収集物は、近くの駅に勤めていた人の個人の収集物を展示しているみたいである。

 

県北(北茨城市高萩市)の見学場所

 どちらの展示館も無料である。今まで、歩いていて、神社や風景などに気を取られていたが、気づかない施設もあるものである。この展示館は、2014年あたりに出来たものらしく、この辺を遊びに来たのは大分前だったので、気づかないでいた。

 散歩の帰りは、「おてまきの森(森林公園)」を回って、車を置いた病院の駐車場に戻ってきた。それにしても、気持ちの良いウォーキングだった。

 この辺に来たときは、野口雨情記念館、生家、六角堂などと一緒に見学できる場所でもある。