ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

群生するフキノトウ

  昨日は気持ちよく、春の空気を感じながらウォーキングが出来たが、今日は、一転してまた寒くなった曇り空である。昨日は、隣町に住んでいる自動車修理工場をやっている方の家に車を止めさせていただいた。そこから歩き出すことにしたのである。

 

駕籠を作る老人

 この方は80歳になろうかという年齢であるが、色々なことをしている。人力車を買って、人力車に市民を乗せる催しをしたり、昨日歩いた散歩道は、毎日奥様と二人で歩いてゴミ拾いをしているらしい。そして、昨日、お宅にお邪魔したら、庭に駕籠が一つ、そしてもう一つは作りかけの駕籠が置いてあった。

 「どうしたんですか、これ?」と聞くと、「年取ると、考えなくなったら終わりだから、何かやっていなくちゃ、と思い始めた」とのこと。この駕籠で人を乗せる催しをするのが今考えていることとのこと。

 「駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草履を作る人」という ”ことわざ” を思い出す。

 

群生するフキノトウ

 今まで、散歩していて、フキノトウを見ると嬉しくなって、摘み取ることに夢中で、写真を撮ることを忘れていた。昨日も同様だった。しかし、しばらくして、ブログに載せようと思い写真を撮ろうと注意してみ始めたら、その思いが神様に通じたのか、群生している場所に行き当たった。思わず、パチリである。

群生するフキノトウ

とてもとても、食べきれないのは分かっているので、2,3個取って、あとは、他の人にお裾分けだ。そんなことを考えていると、またまた、道端、民家の石垣の間からもフキノトウが顔を出しているのに出会った。

左:石垣の間から顔を出す 右:道端に咲くフキノトウ

 今日は、豊作である。晩酌のつまみにてんぷらにして、新鮮なフキノトウの香りと味を楽しんだ。

 

Youは何しに日本へ

 昨日のテレビ「Youは何しに日本へ」という番組を見ていて、自転車に乗って東京から沖縄へ旅行し、途中会う人々と話をして日本語を勉強している外国人が出ていた。この外国人が言った言葉「日本にいると、『ありがとう』という機会が多い」。それだけ日本人は親切だし、お節介の人が多いということでもある。この番組を見ていて、”You”すなわち、外国人に「何しに日本へ」と空港などで聞く番組だが、「日本ならではの成立する番組だなー」とつくづく感じる。例えば、アメリカへ行って、外国人かアメリカ人か分からないだろうし、ヨーロッパでは、誰がどこの国の人か分からないはずである。

 

東京メトロの延線計画、完成は2030年台半ば

 また、昨日は、東京メトロが延線を決定したとのニュースが流れた。毎日流れるニュースの類ではあるが、この延線が工事完了するのが、令和2030年代半ばだそうだ。このように、毎日、どこかで、期限や目標年の話が出るたびに、”私は何歳になっているかなぁー”、”誰誰さんと同じ年齢だなぁー”などと自分に置き換えて考える癖がついている。「いかん!、いかん!」と思うのだが、冒頭の80歳の青年?のように、毎日何かを目的に、季節を感じながら、没頭したいと思う。

 

 群生するフキノトウの場所を教えてあげた。後で奥様とゴミ拾いしながら取りに行くという。少しは、残しておいて欲しいと思う。