ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

何時になったら止む戦争

日本語を勉強する技能実習

 昨日の午後は、日立さくら日本語学校で、二人のベトナム人に日本語を教える。二人とも熱心に日本語を覚えようと一生懸命である。一人は32歳結婚して一人の子持ち、もう一人は21歳独身、いずれも男性。ベトナム北部の町から技能実習生として日本へやってきた。この日本語学校で約1か月日本語を勉強し、既に決まっている千葉と茨城の企業に巣立ってゆく。

 

ベトナム人の日本での生活

 食事などどうしているのか心配になり聞いてみると、自炊生活のようだ。お昼は弁当持参だ。一昨年の実習生は4人いたので、色々、料理担当とか掃除担当とか担当が分かれていたようだが、今年は二人なので、何でも一緒にやるようだ。

 本人たちは、寮と言っていたが、アパートのような自炊のできる部屋にいるらしい。風呂は、シャワーだそうだ。

 先日、1個、2個、3個、1冊、2冊、3冊というような数え方を教えた。英語は,one、two、threeで「個」とか「冊」といった言葉はつかないが、ベトナム語も付くらしい。昨日は、日付を教えた。4月20日を4/20と日本では書くが、ベトナムでは、20/4と月と日を逆に書くらしい。私も、子どもの頃、こういう表記だったような薄っすらとした記憶が残っている。後で、ネットで調べてみよう。

 

ウクライナの生活は?

 今、ウクライナでは戦争が起こっている。ロシアが侵略戦争を仕掛けた戦争だ。毎日モノはどうしているんだろうか、モノがないと報道されるたびに、モノがあっても、それを買うお金はどうしているんだろうか、と心配になる。

 南部の町では、四方をロシア軍に取り囲まれ、手持ちのモノだけで製鉄所の地下に籠城しているウクライナ軍と住民。当然、女性も子供もいる。

 

ロシア軍、プーチンは、”きちがい”?

 一方で、ロシアのプーチンは、ウクライナの国にいる親ロシア派のウクライナ住民を助けると言って、ウクライナに侵攻した。よその国のロシアに親近感を持つ住民を軍事力で戦争を仕掛け、助けることが理由になると考えていること自体、少し、頭がおかしい。頭がおかしければ、嘘はつくし、民間人は殺すし、民家を破壊することも何とも思わないのは、頭がおかしい証拠でもある。”キチガイ”に鉄砲を持たせたらどうなるか、強盗に鉄砲を持たせるのと同様である。

ロシア・ウクライナ戦争(4/21付 読売新聞から)

 

うまく機能しない世界

 一方で、国に残してきた家族のために、日本で働きお金を送る。その為に、自炊して日本語を覚えようとしている。

 一方で、ロシア軍は、お金を使い、他の国(ウクライナ)の民間人を殺し、他人(ウクライナ人)の家を破壊している。それも、(親ロシア派のウクライナ人のためにという言い訳をしながら)ロシア軍は戦争を仕掛けている。

 あなたたちは、ウクライナ人のことはウクライナに任せて、ロシア人の幸せを願いなさいとと言いたい。ともかく、ロシアもウクライナも戦争をやめて、そのお金をベトナムに送ってあげたらと思わずにはいられない。でも、この戦争、当分止みそうにない。