ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

孫の成長を願う

天気予報士、天達武史

 今朝も早く目が覚めた。夜中に目が覚め、余りよく眠れないこともあり、早めに寝ることにしているが、それでも2時間おきくらいに目が覚める。何度も、二度寝、三度寝をするのであるが、それに成功しないときもある。成功すれば、次の日は快調、失敗すれば、何となく調子が悪いことになる。

 今日は2回目か3回目に起きたら、「テレビ寺子屋」をやっていた。天気予報士の天達武史氏が講師だ。”天達”とは、天気予報士にぴったりの名前である。

 

ホッケーステック現象

 今、よく耳にする地球温暖化の話だった。今まで人間の歴史の中で、2000年までの気温変化は余り変わらなかったが、2000年近くなり、急に気温が上がりだした。これをホッケーステックの形状になぞらえて、「ホッケーステック現象」と言うのだそうだ。

ホッケーステック現象(1~2000年の気温変化)  2100年の予想最高気温    

  零点何度と言うレベルではあるが、それでもこの気温の上昇は、並大抵のモノではないという。ちなみに、このまま温暖化対策をしないで進むと、2100年には、右図のような気温になるという。日本各地で40度を超える暑さである。

 家から外に出ると、湿度にもよるが、一瞬のうちにメガネが真っ白になるような暑さである。

 そして、台風も数は減るらしいが、雨・風が今までの台風より多く・強くなるらしい。そして関東などでたまに降る雪も、ドカ雪になるという。現在の2022年の常識では計り知れない現象のようだ。

 

自然に侵攻される島々

 良く言われている、南太平洋の島々は、国土が無くなってしまうのである。ロシア侵攻ではなく、自然の侵攻により国土が消滅してしまうのである。日本は、お金があるから堤防でも防潮堤でもできるが、お金のないこうした国々では、自然のなすがままに成るしかない。 

沈みゆく南の島々

一人一人ができる、温暖化対策

 こうした島々を救うためにも、地球上の一人一人が、出来ることをしなければ、と訴える。炭酸ガスの発生を少なるするために、燃えるゴミなどを少なくすることもであるが、炭酸ガスを吸う森林を増やすことも必要だという。木は成長する過程で炭酸ガスを吸うという。従って、大きくなった木を切り、若い木を植えることも重要な一つと言う。

 

日本はいずれ滅びる

 2050年は? とか、2100年は? と言った話が、温暖化の話には付き物だが、今、40歳、50歳、ましてや70歳、80歳には、遠い話のように聞こえる。

 そういえば、昨日は少子化の話をやっていた。子供の数が一番少なくなったようである。現在の人口を維持するためには、子どもの数を2.08人にする必要があるらしいが、日本は、1.34人と、これに遠く及ばない。その原因が、結婚する人が少ないからという。アメリカの実業家が言う、「日本はいずれ滅びる」。

 

遠くて身近な、2100年

 全てが、遠い話のように聞こえるが、2100年と言えば、あと78年後である。自分たちの孫たちが、おじいさんになった頃、中東の人たちのように白い布を着るようにはなって欲しくないと願う。

 少しでも、ゴミを減らすよう、電気の無駄使いを無くすよう、一人一人ができることをみんなでやろう。