ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

マスクはもうよいのでは?

素顔が読めない

 数週間前だったか、”顔パンツ”という記事を載せた。読売新聞の記事をパクったものだったが、そのシリーズの後半だと思うが、同様の記事が載っている。つまり、マスク生活で素顔が見られない、表情が読めないなど、特に、子どもが相手の表情を読み取る能力に問題出てくるのでは、という指摘である。また、高校生など思春期の子供たちは、マスクをはずした途端、素顔を見られ、異性の友達にからかわれるなどもするという。容易に想像がつく。

 

特にアジア人は、目だけでは・・・

 私も最近同じような経験を何度もした。初めて会う人と会話を交わす。そして、素顔が見られないまま別れ、数日後に会ったりすると、前にあった人かどうかが分からないのである。

 アジア人は目が細く切れ長であり、欧米人に比べ、目に特徴があまりない。従って、目よりインパクトの強い ”口” が顔の表情の大きな要素を占め、"目” だけでは記憶に残らないのである。そして、更に悲惨なのは、マスクを取って会ったりすると、まるで別人に会ったような気がして応対してしまうのである。こうして、会った記憶すら飛んでしまい、相手に失礼なばかりか、話したことすら忘れてしまうという事態である。

 

マスクの弊害

 もう、コロナの感染者も少なくなり、重症化する確率も低くなってきた。女性のように会えば、すぐ、密接距離で、ひそひそ話をするならまだしも、そうでない人は、一定の間隔をあけて話すものであり、そろそろ、マスクを取って話しても良さそうに思える。子供ばかりでなく大人でもこのような弊害があるのだから。

 

大きく変わった中国人の気遣い

 最近、日本語を教えている中国人との会話・印象で、大分中国人のイメージが変わった。当然、マスクをしており、顔の表情は余りよく分からなかった。しかし、色々話すうちに、田舎のしかもそんなに裕福な家庭の出身ではない彼らは、今までの中国人のイメージと大きく違った。横柄で傍若無人な今までの印象とは違い、気遣いを見せるのである。写真を撮って現像して上げれば、お返しにと中国のお茶をくれる、日本語の進歩が遅い中国人のために、他の人たちを無視して掛かり切りになって教えていれば、終わるまでじっと待つ態度をとる、そして両手に荷物を持ち部屋を出て行こうとすれば、率先してドアを開けてくれる。ともかく、日本人以上の気遣いを見せる。

 

再会時失礼な態度も・・

 こうした人たちもマスクをしているせいで、なかなか表情が読み取れない。二度と会った時に失礼な態度を取ったら申し訳ないと、顔を印象付けしようとするのだが、多くの時間、マスクで隠され、顔の表情・認識に支障が出ている。

 我々でもこのような弊害があるのだから、客商売ならなおさらであろう。飲食業はマスクを取るので問題なさそうだが、マスクを取らない接客業の人たちは、大いに困ることだろう。

 

そろそろ、マスクもいいのでは?

 飲食業では、殆ど、マスクを取っているのに、他の接客ではマスクを取らない。なんかおかしくはないか。そろそろ、マスクを取ってもよい時期に来ている。