ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

愛はあるんか?

昭和49年頃

 今朝も、天気がはっきりしないが、大丈夫そうなので、ラジオ体操に出かけた。歩きながら、思い出したことがある。昭和49年(1974年)、入社して4年目、茨城県から東京へ転勤になった。そこで、ビックリしたことがある。通勤電車の混みようは尋常ではなかったが、それは、ニュースなどで聞き及んでいたので、こんなものかと、それほどビックリはしなかった。

 

東京の会社員の歩くスピードにビックリ

 ところが、東京の本社に顔を出すのに、東京駅まで行き、丸の内口?を出て、横断歩道を渡ろうと歩き始めた時である。いわゆるサラリーマンが、信号機が緑に代わると一斉に歩き出した。この時の歩くスピードである。こんなに早く歩く人がいるのだ、とビックリしたのである。誰もが、黙々と前を向き、誰と話すでもなく、ただひたすら歩く。東京とは、なんと、冷たいところなんだ、と感じたものだった。

 そして、それから約50年が過ぎた。今、歩いている。この歩くスピードも、遅くなったとはいえ、まだまだ、その辺の老人たちよりは早い。その時の癖がつき、ゆっくり、ゆったり歩けないのである。このスピードもいつまで続くだろうか。

 

NHKニュース防災

 2,3日前の日曜日、防災アプリの話があり近くの学習センターに出かけた。最近、親切なアプリ(ソフト)があり、携帯でも見られるようになっている。そこで、防災の一環として、防災アプリに日頃から気を配ろうという運動である。ここで特に紹介があったのは、「NHKニュース防災」というアプリである。このブログを読んでいる人も、もし未だなら、是非、取り込んでもらいたいアプリである。地域の登録も3か所でき、自宅のある場所、よく行く市町村など、すぐに、その地点地点での、ハザードマップ、河川情報、土砂災害情報、地震情報、その他警報・注意報など、簡単に見られるようになっている。老人にも優しいアプリ(ソフト)と言える。

 

女子高校生のボランテア

 その講習の場で、たくさんの女子高生がいた。みんなボランテアで協力してくれているらしい。つまり、アプリを紹介しても、うまく、携帯に取り込めない人、取り込んでも、どうやって見たら良いのか分からない人など、つまり主に私のような老人相手に、易しく教えてあげるために配置された高校生たちである。実に親切な女の子たちだ。 学習センター長の話によると、最近、女子高校生のボランテア熱が高まっているらしいのである。

 

温泉お風呂「通りゃんせ」

 昨日は、近くの温泉のお風呂に、先輩老人と一緒に出掛けた。体が何かすっきりしないせいもあって、温泉にでも使ってみようという気になったのである。先輩を助手席に乗せ、田舎の田んぼ道(アスファルト道路)を走る。向こうから軽自動車がやってきた。アスファルト道路部分をはみ出し、草の生えている道路端まで車を寄せないと車交換できないと思い、車を左に寄せると、それを見透かしたように、相手は、車を寄せるでもなく、猛スピードのまま走り去った。

 

「親切」に感謝する「心」

 それを見ていた先輩老人。「この前、ああいう車に会って、サイドミラーを損傷したんだよ」と話す。相手が、車を寄せてくれたことに対する感謝の微塵もない行為である。そんなことがあり、お風呂に着き、まず、洗い場で体を洗ってから入ろうと、頭を洗い出した。すると、後ろからシャワーを浴び、右隣からもシャワーの雨。こういったお風呂に来ると必ずと言っていい位にある行為である。自分のシャワーが、どこまで届くかなんてことを考えない人たちが一杯いるのだ。自分だけ体の石鹸の泡を洗い流せばいいと考える輩である。

 他人に配慮しないのは、まだいいとして、迷惑をかける行為だけは、せめて無くして欲しいものだ。

 

「愛はあるんか?」

 3年前に起きた「京都アニメーション火災」が昨日で3年目を迎えたらしい。そして、安倍元総理銃撃事件など。ともかく、自分勝手な理由で事件を起こし、他人を傷つけるという事件が多い。男だけかと思ったら、母親までも、自分が生んだ子どもをいじめ、殺すというような事件が相次ぐ。「恨み返す」というようなことのないよう、子どもの教育には是非気を配って欲しいものだ。

 「愛はあるんか?」というコマーシャルを思い出す。人生長くて百年である。助け合って、楽しく生きたいものである。