ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

百聞は一見に如かず

田舎の駅に自家用車が殺到

 今朝も、駅前でラジオ体操。乗用車がひっきりなしに駅舎前に停車しては、帰ってゆく。高校生と思われる子どもを車で駅まで送ってくる親たちの車である。幸い、私は駅から5分という場所に住んでいたので、余りこうしたことはなかったが、それでも、昔もあった。しかし、今は、その数が10倍以上にはなった。子供の数は昔の1/10位だろうと思われる。つまり、車で送られてくる子どもは100倍位になったということだ。

 

理科の中学生正答率、5割以下

 新聞記事によれば、学力テストで、理科の正答率が5割を切ったということである。つまり半分も出来ないということなのだ。試験の出題内容が変わったことにも起因しているようだが、そればかりではないだろう。

 学校への送り迎えを車でするという行為は、大げさに言えば、子どもの成長を阻害しているようにすら見える。学校への行き帰り、一人での通学にしろ二人で通学にしろ、覚えること、考えることは一杯あるはず。それを親が阻害しているのである。子供ためにもっと放りっぱなしにしてはいかがだろうか。

 

コロナ感染者の配信

 毎朝、ラジオ体操から帰ると、コロナの感染者のデータを新聞からパソコンへ転記する。そして、そのデータを10万人当りの感染者の人数に変えて、グラフにする。そして、今、活動している北茨城市日立市のボランテア仲間に週一回配信している。そんな中、気付くことも多い。

 

感染の広がりの実態

 関東6県の中でも茨城県は感染者が少ない方である。そして県内でも、感染は、県南の方から広がり、県西、県東(鹿行地区という)へ、そして県央(水戸市があるところ)と広がってゆく。そして最後は県北(私が住んでいる地区)である。

 感染が広がる過程では、大小44市町村ある中で、感染者ゼロの市町があるものだが、今では、毎日全部の市町村で幾人かは、必ず発生している。いつになったら、感染が縮小するやらである。

 

70の手習い

 中学生に数学、英語、国語を教えている。70の手習いである。数学は何とかついて行ける。昨日、英語の問題もやってみた。筆記試験は問題なさそうだが、会話問題が聞き取れない。海外生活で、英語には慣れていると多少なりとも自負があったが、テープで言う外国人の発音が聞き取れないのである。面と向かって相手の表情が分かる会話と、無味乾燥なテープの音源では、大分違うようだ。勿論、受験生にはそんなことを言ってみても始まらないだろうが、生きた英語を聞かせて試験させたいものだ。

 

生きた経験をさせよう!

 便利さ、効率、早い対応などを求めているうちに、”生きた” 発音、”生きた” 経験などが疎かになっている。子どもには、”言って聞かせる” のも大事だが、それ以上に、”百聞は一見に如かず” である。大事な子どもであればあるほど、”一見” を大事にしたいものだ。

 通学の途中で学ぶことは多い。人と会って初めて分かることもある。子どもを可愛がっているようで、実は、可愛がっていないように見えるのは、私だけだろうか。