ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

一番厳しい、嫌な道を進め!

2日休みのブログ

 このブログを2日も書かないと、”お久しぶり!”という感じである。かっての同僚から、”気にしないで、時々休んでも、”と言われたことが頭に残ってる。でも、これは性分だ。とにかく、”気になる” のだ。その気になるのを解消するためには、ブログを止めてしまうしかないが、折角続けてきたものを、とまたここでも気になるのである。困った性分だ。この性分と70年以上も付き合ってきたかと思うと、よく、今まで我慢?してきたなーという感傷でもある。

 

体操は、日陰でするに限る

 2,3日前、ラジオ体操で「日陰で体操をしよう」と、日陰のある所を探して探している年寄りがいた。すると、今日は、ゴルフだと言うではないか。「今日ゴルフなら、一日中日差しの中での運動だし、体操の間くらい日差しの中でも問題ないのではないか」と言うと、「出来るだけ、ゴルフのために体を休めておくのだ」と言う。「それなら、ゴルフそのものを止めたらどうなの」と言えば、「人間、『あれも止めよう、これも止めよう』と無理をしなくなったら終わりだ」と言うではないか。なんか、屁理屈のような気もしないでもないが、”何でも億劫になったらダメ” なような気がする。

 

元総理の教育方針

 昨日のテレビ番組で、小泉純一郎元総理の息子が、懐かしい昔の友達の近況を知る番組で、お父さん(元総理)の教育方針の一端を教えてくれた。政治家の家族としての心構えを教えたのかもしれない。

 つまり、子どもの頃は、大政治家(元総理)の息子として、ちやほやされたり、いじめられたり、色々なことがあったらしいが、そんな時、安易な方法を選んでいると、ますます、その餌食にされてしまうことを懸念してのモノだろう。

 

厳しい選択で、範を示す

 もちろんこういった考えは、”時と場合による” とも言えなくもないが、会社員として、部下を持つようになるとこうした考えが重要になる。つまり、「範を示す」と言うことである。上に立つ人間が、楽な方法ばかりを選んでいたのでは、「努力する」という精神教育が疎かになってしまう。そこを、息子たちに教えておきたかったのだろう。 

 良く田舎では、偉い人の駄目な息子を指して、「どこどこのドラ息子が・・・」と、揶揄したものである。そういう風にさせないためにも必要だったのだろう。そのお陰か、二人の婿たちも立派に育ったように思える。

 

父親として、範を示せたか?

 各家庭によって違うだろうが、一般論として言えば、女は息子可愛さから、無理をさせないようにと教育する。一方で、男は父親として世の中に出ていくことを考えれば、厳しく育てる。そういったものだが、果たして、我が家は、会社員として、残業時間も100時間を超えるような労働環境の中、朝早く家を出て夜中に家に戻るというう生活していた私は、「男として、父親として、良かったのかなー」という反省も含め思う。

 ともかく、休む暇がないほど仕事をしていた後ろ姿を見て、「社会に出るって、厳しナー」と二人の息子たちに思ってもらえたら、「一番厳しい、嫌な道を歩め」という、元総理の教えにも通じるのだと思うが、いかがなものだろう。