ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

原爆の悲惨さを、分かって欲しい!

歳とって気付くこと

 歳をとって気付くことは結構多い。父親が70歳を過ぎたころ、居間の畳の上で、テレビを視ているのかと思ったら、いつの間にか寝ている。すると、母親が「お父ちゃんはいつも横になって寝ているんだから」と世迷言をしていたのを思い出す。当時、私は疲れたのだろうくらいに思っていたが、歳をとると自然とそうなるのが同じ年齢になって分かった。

 

猛スピードで通り過ぎる車

 今朝、こんなことがあった。ラジオ体操からの帰り道、後ろから車が来るのが分かったので、道路の端っこに避けて歩いていた。すると、後ろから来た車が、私の脇スレスレを結構なスピードで通り過ぎて行った。スレスレと言っても、5,60センチは離れていたろう。しかし、その風圧でよろけそうになった(な気がした)。私にも若い時代はあったが、このような運転をしたことはない。人が道路脇を歩いているとき、しかも、スレスレを通り過ぎるときには、何時でも止まれるような速度で通り過ぎた。

 

風圧でよろけることも

 この運転手は、若者だったか、年寄りだったか、高速で通り過ぎてしまったので、分からないが、年寄りというのは、足元がふらつくこともあり、こうした風圧ですら、よろけるようになるというのが、この年になって初めて分かった。

 歩いている人を追い越す場合は、不意に車道に出てくることを予想するばかりでなく、風圧でよろけることも念頭に入れるように運転手には注意を喚起してもらいたいと思った。

 

77回目の原爆の日

 話は変わるが、昨日で、広島に原爆を落とされてから、77年だそうである。いろいろな人が原爆体験を話す。記念式典には国連の事務総長が出席し挨拶したらしい。おりしも、話題性は下火になったとはいえ、ロシアがウクライナに侵攻中である。そして、ロシアの殺人鬼プーチンは、核兵器使用をちらつかせている。ウクライナがロシアの領土と思っての行動で、侵攻するのは当然との考えのようだが、人間、しかも子どもまでを殺して何とも思わない(思わないように見える)のは、正に、殺人鬼である。

 

原爆の経験談を話す人も・・・

 こんな人が、原爆ドームを見ても、何とも思わないだろうし、原爆経験者が何を話そうが、事務総長が何を演説をしようが、そんな内容に耳を貸すほどの人間でないことだけは確かである。

 新聞各紙でも、原爆投下当日の家族の様子を特集で報じている。今朝見た記事は、現在83歳の被爆者が、色々当時の模様を話していた。実に悲惨だ。

 しかし、この被爆者は当時6歳だったらしい。あと数年もすると、実体験を自分の口で話す人も殆どいなくなるだろう。忘れ去られるのが世の常とは言うが、核の使用は、何としても避けたいものである。

 

ロシア国民に、悲惨さを分からせる方法は?

 ロシア政府の人間は、プーチンと同類項であっても、全てのロシア人がそうではないだろう。今の世の中である。何とかして、ロシア国民に、プーチンの非道さを分かってもらうような方策はないのだろうか。情報通信に詳しい人たちが総力を挙げて、ロシア国民に非道さの実情を分からせるような通信技術を開発してもらいたいものだ。