久しぶりに、孫がやってくる
孫がやってきた。
2年ぶりだろうか。しばらく見ない間に大分成長したようだ。2年前は、しばらくぶりと言っても、せいぜい半年だったが、それでも、会ったばかりは、きまり悪そうにしていたものだが、今度は2年以上も経っているというのに、全く違う。あった途端から全開状態である。動きも、話すことも ”少年” らしくなった。年寄りに対しての気遣いも時折見せる。確実に成長している。
記憶もあいまいのようだ
来た途端、家に入ると、各室の様子を見て回る。朧気ながら記憶の片隅に残っているのだろう。それを思い起こしているようだ。大人になれば分かるが、3歳、5歳の頃の記憶はほとんどないに等しい。私が覚えているのは、弟を亡くしたその日か次の日の記憶が朧気ながら残っているだけだ。つまり、強烈な記憶しか残らないはずだ。
でも、きっと小学校を卒業するくらいまでは記憶に残るはず。急な成長で骨が痛むことがあるらしい。骨格などはそうして知らせるが、脳の成長は知らず知らずのうちに成長するものだ。
帰省しても、勉強は忘れず
我々の昔の頃とは違う。ひらがな・カタカナなどは読める、そして簡単な漢字も読める。数字ももちろん、時計だって何時だか言える。「こんなこと分かるの?」と思わず聞いてしまう。凄い脳の成長だ。我々の頃は、「遊び」で脳を鍛えた。今は「知識や勉強」で脳を鍛えるらしい。
暫くすると、勉強道具を取り出した。そして始める。私が今教えている外国人の日本語勉強に使えそうな教材だ。コピーでも取らせてもらおうか。
勉強の質も違う
当然覚えていないが、小学生低学年で勉強するような内容に思える。教材も、子どもたちが興味を覚えるような作り方である。
更に、驚くのは、昔話の内容やタイトルを一場面の漫画で当てさせる問題まである。昔話は聞いてストーリーを記憶するものと思っていたら、映像で覚えることまでが問題になる。さすが、映像社会の時代である。
子どもの問題から教えられることは多い。問題集を端から端まで読んでしまった。
お墓参り
そんな孫とのやり取りも楽しいが、昨日は、8月12日。急な雨の前に、お墓参りに行かなきゃーと孫を連れてお墓参りに行った。息子は、仕事で福島へ。嫁は、妊娠中で千葉の家に残っている。一昨日来たが、その日は、孫のお父さんもお母さんもいない中で、何事もなく我々と我が家に一泊した。全く問題なく過ごした。
そんな孫を連れて、お墓参りである。まだ、先祖のことを話しても、理解できないようだった。今度来る頃には、仏壇の意味やお墓の意味、そして、お盆の意味まで理解するようになっているかもしれない。お墓の掃除も手伝わせ、火傷をしないようお線香を持たせ、お墓参りも無事終わった。
今日、13日は、お盆の入りだ。台風の影響で小雨が降っている。新盆参りも雨の中行くようだ。こんなお盆が、たまにはあってもいい。
思い出される、御巣鷹山
ブログを書いていると、1年前のブログ記事などが突然出て来る。昨日は御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落した記事が出てきた。この出来事を今でも鮮明に覚えている。それは、私の母校が甲子園に出ることになり、長男を連れて甲子園まで徹夜でバスで行った。翌朝、つまり13日の朝、甲子園に着いた。すると、バスの中のテレビで、この墜落のニュース。これで坂本九さんが死亡したとのニュースも流れた。
二度とこのような事故のないことを願って、今年のお盆も無事過ごそう。