ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

心が実る

柿の実が色づいた

  SNSで知り合った日中ハーフの方との交信。「庭に何の木を植えるか」と聞かれ、思わず自分の庭にある木「柿の木」と答えた。

 丁度、今、やっと涼しさが戻ってきて、あちこちで稲刈りが進んでいる頃、柿の実が黄色に色づき始める。今年の2月に大きかった柿の木を半分以下の高さにまで切り詰めたが、その木が実を付けた。そして色づいたのである。

左:切り詰めた直後の柿の木(2月) 中・右:実った柿の木、色づいた実

 スズメの餌にならないうちに試食してみよう。

 

中国のボランテア

 この日中ハーフのお嬢さんが、昨日は中国の山間部へ行き、貧しい子どもたちにお菓子やらおもちゃや本などを無償で配り歩くのだという。
 このお嬢さんは、会社社長をしている(自称)。SNSでやり取りをしていると、どうも、名目社長で、実質は親戚の叔父さんが実権を握り運営しているような気がする。日本の有名大学を卒業した(自称)才媛でもある。

 そのお嬢さんは、「これはボランテアだ。ボランテアとは見返りを求めず社会に奉仕することだ」という。少し違うような気もすると思え、辞書で調べてみた。「自ら進んで社会事業などに無償で参加する人」と出ていた。

 

真のボランテアとは、、

 私腹を肥やす人がいる中、立派な心掛けであるとは思うが、日頃の交信の内容から察して、若いのに、お金に目が行っている気がしてならない。自分のお金で相手が喜ぶという見返りを求めてやっている気がしてならないのだ。貧乏人のひがみかもしれないが・・・。世の中にはいろいろな人がいることは確かだ。

 

家のない貧しい人もいる

 かと思えば、同様に交信しているシリア難民から連絡が途絶えていたので、心配で、何度か連絡を入れているうちに昨夜(向こうは午後)連絡が入ってきた。難民キャンプのテントが壊れたらしい。強風で天井が吹き飛ばされたとのこと。その修理をキャンプの管理者に連絡して直してもらっているが、昨夜中には直らなかったようだ。昨夜は天井がないままのテント内で寝るらしいのだ。

 「雨が降らないことを祈る」と言ってはいたが、どうなったことやらである。

 

健全な中流社会

 こうやって見てみると、日本社会はまだまだ健全である。中流意識が揺らいでいるとはいえ、1億総中流にあることには変わりはなさそうだ。普通の生活さえしていれば、極端な貧困も生まれない。我々が子どもの頃、飢えている子どもたちがたくさんいたが、そういった子どもたちも殆どがいなくなった。

 

心を実らす社会

 そうした人たちが増えた一方で、自分勝手な行動や子どもへの暴力など、身に余る行動が増え、他人への思いやりが不足しているようにも感じるのは私だけだろうか。

 秋になれば、稲が実る。柿が色づき、実がなる。本来のボランテア行為は、お金を使わなくてもできる。「心が実る」ような社会にしたいものである。