ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

「誠実」と「熱意」

「Green Life」

  昨日のテレビで、”農業”の話題を放映していた。農業には全く縁もゆかりもないが、ひょんなことから農業委員になり、農業に興味を持つことになった。テレ東の「Green Life」という番組だったと思う。

 前半は、若き起業家が農業に専念し、色々な野菜を作り地元や日本全国に卸すというドラマ、何人もの若者を使い、一緒に楽しく農業をする姿が映し出された。

 

3K,5k

 かって、5Kと言われた職業があった。3Kは「危険」「汚い」「きつい」だが、5k には、いろいろあるようだ。これに「暗い」「臭い」が加わったものや、その他にも、「かっこ悪い」「帰れない」を加えたものなど、5Kにはいろいろあるようだ。

 

生き生きと作業する農業

 今や、農業もそれに匹敵するように思われているが、映像では、楽しく、生き生きと若者が働く姿しか見られない。この違いは何だろうかと考えてしまった。

 自分が食べていくために、生活してゆくために働くというのではこうはならない。5Kのままである。そこには、地域を活性化するとか、みんなを喜ばせるとかと言ったことが必ず絡んでくる。

 

食べていけない農業

 今、我々の周りで農業を生業にしている人はたくさんいる。しかし、殆どが、それを生活にすると苦しいという。生計が立たないというのである。一方、この番組で紹介された起業家は、10人もの若者を雇い一から農業を始めたのである。勿論、徐々に大きくしていったに違いない。

 根幹にあるものが違う。従業員に楽しませ、地域の人たちを喜ばせ、潤すためにというものがある違いである。

 

高校生のバイオマス農業

 後半は、高校生がバイオマス農業に特化し、代々の高校生たちが受け継ぎ、発展させてきた農業なのである。バジルの嫌いな女の子がバジルを栽培し、バジルオイルを開発し、メーカーと共同で売り出す。そして、役所も一緒になり、ふるさと納税の返礼品として使うといった塩梅である。そこまで来るには、バイオマスプラント建設やどうしても発生してしまう消化液の利用方法開発など歴代の高校生が考えた技術を長年の間、後輩たちが受け継ぎそれを開花させていったのである。

 

独学物語

 今日の朝刊に、「人生を変えた私の独学物語」という記事が載った。

今朝の読売朝刊記事

学歴コンプレックスのある若者が、「行政書士」の資格を独学で取り、自信をつけ、生活も安定し、自信を持ったという記事である。

 「やると決めたら貫こう」という決意だけだったという。独学と言うのは、「決意」も簡単にするが、「挫折」も簡単という。しかし、「自分の力でつかんだという手応えはは大きかった」とも述べている。

 

「誠実」「熱意」

 こうしてみると、前の「Green Life」もそうだが、何事にも、「誠実」と「熱意」のような気がする。その二つで何とかなる。人生が開ける。希望も見えてくる。楽しく残りの人生も過ごすことが出来る。

 今日も「誠実」「熱意」で、行ってみよう!!