ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

家庭環境・・・

決勝ゴールの浅野選手

 サッカーW杯で決勝ゴールを決めた浅野選手の話題が、今日も朝刊を賑わしている。私は、未だに釜本の世界だから、サッカー選手の名前なんて全く知らない。しかし、今回のドイツ戦で浅野選手と堂安選手の名前を覚えた。テレビのインタビューで感じのいい選手がいたと思ったのが浅野選手だった。記事を読んだりニュースを聞いたりすると、彼は、多人数の兄弟がいて、上から3番目の子どもだったという。

 

多人数の家族の子に悪い子はいない

 「多人数の家庭で育った人には悪い人はいない」というのが私の持論でもある。何人もの家族に囲まれて育った子供には、小さい時から相手の気持ちを読む、相手の気持ちになって考えるというような協調性の精神が芽生え、更に、その中でどうやって自分の存在感を示すかということを子どもながらに考えるということだろうと思う。

 

恩返しゴール

 親から子どもたちに、”おやつ” が配られる。それを兄弟で分け、兄弟全員が満足し、その中で自分が人より多くせしめるにはどうしたらいいかを考えるということになる。悪く言えば要領が良いということにもなる。そんな中で育った浅野選手。今朝の新聞には、今年亡くなったトレーナーとの話題が書かれていた。今回のゴールは、恩返しのゴールだったようだ。

   豊昇龍と王鵬との一戦           山下女性日本人W杯審判員

興味深い因縁対決 

 上位陣がだらしない今場所の大相撲。W杯のニュースに圧倒され、さっぱり興味が湧かないと思っていたら、昨日の一戦が話題になった。大鵬の孫の王鵬と朝青龍の系譜を持つ豊昇龍の戦いだ。王鵬が勝ち、共に2敗となった。この2人は同期の相撲界入りだそうだ。かって、「巨人・大鵬・卵焼き」と言われた大人気力士であり大横綱だった大鵬の孫と聞いただけで興味を引くが、更に、その相手が、平成時代に大横綱で暴れん坊で鳴らした朝青龍の系譜を持つとなれば尚更である。昭和代表力士と平成代表力士の世代間対決の感じすらする。

 

人間の成長に大切な家庭環境と系譜・・・

 更に、目についた記事は、山下W杯審判員。日本人男性審判員もW杯には採用されていない中、女性で選ばれ、この8月にプロ審判員になったばかりだそうだ。事更に話題にしたいわけではないが、やはり女性となると話題にしたくなるから不思議でもある。

 本題に戻るが、冒頭の ”家庭環境” 、次の ”系譜” は、人間が成長していく中で重要なポイントになるものではある。しかし、それだけでないことも確かである。

 それは、「考え方と努力」だろう。逆に言えば、家庭環境や系譜にはそうしたもののDNAが含まれているということでもある。

 しかし、そういうものがなくても、一流になることはできる。そうでなければ世の中、面白くない。