ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

ネクタイ

今年の成人式

 今年は、成人式が1/8とか1/9とかに行われたらしい。それも、18歳以上が成人となったことで、「20歳を・・・する会」とか名前を変えて行った自治体が多いと聞く。かって、我々の時代、今から半世紀も前の話になるが、成人式は1月15日と決まっていた。成人式の服装はと言えば、女性は着物、男はスーツ姿である。

 

ネクタイ・スーツ姿

 男の場合、ネクタイを付けることで、何か、大人になった気分がしたものだった。そして、会社の入社式である。今でも取ってある入社式の時の同期全員と会社幹部と撮った写真は今でも大事にとってある。

 それ以降、会社でも毎日出勤はネクタイにスーツ姿、会社に入れば上着を脱いで会社の作業服姿になるというのが、事務職で男が働く姿だった。

 

昔の祝日・今の祝日

 ところが最近は、成人式は1月15日と決められた日でなくなり、何月の第何日曜といった日付に成人式ばかりでなく他の祝日の多くがなってしまった。どうしてこうなってしまったんだろうと思う。

 そして、会社へ行けば、ノータイといい、ネクタイをしないのが普通になってしまった。ここ10年位の間に会社員になった若者は、ネクタイの締め方も分からないのではないかと思われる。ネクタイをして、シャキッとする感覚なんてものは知らない会社員がごまんといるのである。

 

賀詞交歓会、ネクタイの魔法

 今日は、自治体(市)の賀詞交歓会だった。コロナの影響でここ数年開催を控えてきたが、今年から再開である。しばらくぶりにネクタイをしてスーツを着て出かけ他。昔の癖で、二日酔いでも、元気でなくても、身も心もシャキッとするから不思議である。2日前に会った人でも、「おめでとうございます。今年もよろしく」と挨拶を交わすと

これがまた一味違った気分になるから不思議だ。ネクタイの魔法である。

   賀詞交歓会の様子              式次第

地域の役員には誘いはない

 会場に入ると、受付を済ませ、また知り合いと挨拶を交わしながら着席。開会まで、農業委員の人たちと雑談。そう言えば、この賀詞交歓会に出るようになったのは、6年前農業委員になってからだった。その前に地域の役員を7,8年やっても全く誘いがなかったのに、農業委員になった途端、賀詞交歓会への出席要請があったことが不思議だった。私に言わせれば、地域の役員の方が余程自治体にとっては重要ではないのか。地域役員をしている間、全くそうした案内は無かった。

 

議員たちとの社交の場

 会が始まる。市長が冗談を交えながら、市の今後の見通しなどを話す。続いて主催者の商工会議所、国会議員、県会議員、市議会議長と続く。こうした賀詞交歓会は、そうした人たちが集まる、挨拶をしあう社交の場と化している。

 主催者が商工会議所では仕方がないが、自治体(市)が係わっている以上、もう少し、住民と直接接している地域役員を大事にしてもらいたい、と感じて会場を後にした。