昨日は、日立市で「国際文化まつり」という行事があり、その中で、「インターナシオナルトーク」という、外国人の主張を聞くコーナーがあった。この主催者は、日本語を外国人に教えるボランテア団体が主催したモノ。日立市には3つのボランテア団体がある。それに、日本語学校1つを加えた、4団体から発表する学習者が出場する。
昨年は、10人くらいの出席者だったと思うが、今年は、7人に減った。その中の1人が私たちのボランテア団体から出席する高校二年生の女の子。この子は、中学3年生で中国から日本にやってきて、私たちのボランテア団体で日本語の基礎を学び、高校受験を経て現在に至っている。
今年、この行事に参加する参加希望者を募ったところ、誰もおらず、少し前に辞めたこの高校生に目を付け、私が本人に了解をもらい出席してもらったものだ。というのも、この数週間前に「先生!、N2の試験に合格したよ!」との嬉しい報告があったからだった。
ダメかも知れないと思いながら、参加を打診したら、以外とアッサリと参加を了解してくれた。彼女の行事への参加を打診したのが私だった手前、参加当日まで私が面倒を見ることになった。
それからが大変だった。一番の問題が、子どもにも女の子がいない、最近やっと女の孫ができたが、それまで、子ども、孫、全員男の子。男の子の扱いには慣れているモノの、女の子となると、異常に気を遣うモノだ。それも年頃の高校2年ともなると幼児とは勝手が違う。
原稿は自分で作ってもらい、それを受け取り、論旨は変えず、おかしい表現の「てにおは」を修正して元原稿を作った。それを読んでもらう。高校2年生となると学校の授業がどんな状況下かも分らない中での作業だったので、「読んでもらう」といっても、「どこで」「何時から」が常につきまとった。こちらは、年中無休というか年中日曜日の状態だが、16歳の女性に我が家に来てもらう訳にもいかないだろうし、かといって、彼女の家に行って、と言うのもまずい。というのも、両親は千葉に行って彼女は一人暮らしなのだ。
そんなこんなで、ともかく、ボランテアの人たちに聞いて貰ったり、原稿を再修正しながら、当日を迎えた。「本番前に一度聞いて下さい」と本人から初めての要望が出た。本番30分前に2度ほど練習をして、本番を迎えた。この時の練習では、何度かつまずいていたが、その時は「これなら、大丈夫、大丈夫」と言っておいた。そして本番。

彼女は、写真を撮ってくれと、私がカメラを預かった。カメラで写真や動画を撮ったりしながら、彼女の発表(話)も聞いていた。今までで、一番、すんなり、決まった。「やった!」と我がことのように喜びが溢れた。本人も嬉しそうだった。
そして、その後、参加者を囲んでの座談会が開かれた。参加者2人と聴衆者が1テーブルになり、4テーブルで座談会が始まった。私は、敢えて彼女のテーブルではなく、中国人男性とネパール人女性のテーブルに行った。
ここで大きな発見があった。中国人男性(大学院生)の発言だった。それは、「日本語由来の中国語が多い」ということだった。こういったことには、全く無頓着だった私は、ビックリした。ところが、家に帰って、ネットで調べてみると、あることあること。字が似ているモノ、発音が似ているモノなど日本語そのままでないものもあるが、ともかく一杯出てくる。漫画、アニメも影響し、そうした由来の言葉も多いようだ。
それに、最近は中国の大学では、第二外国語で日本語を選択する若者が多いらしく、特に、2020年以降大幅に増えているらしい。今回の、インターナショナルトークでも7人の出席者の内半数が中国人だった。言葉を通して、冷えた日本と中国の親交が厚くなることを望みたい。隣国なのだから。
昨夜はゆっくり眠れた。今後も、もう少し、日本語指導のボランテアを続けよう!