九州に3泊4日で旅行へ行ってきた。3年に一度の農業委員の旅行である。毎月頂く4万なにがしの給与から、旅行会費として月1万円を積み立てているそのお金を使っての旅行。現役時代、九州には思い出がある。鹿児島県出水市へ出張工事で1ヶ月か2ヶ月か行ったことがあった。出水市の沖合に桂島という小さな島があり、その島への電力供給用電力海底ケーブルの布設のためだ。
今回の旅行は、丁度、その出水市を除いた地域を回ったような旅行だった。1泊目は湯布院温泉、2泊目は霧島温泉、そして3泊目は指宿温泉で、いずれも温泉地として関東でも名が売れている温泉ばかりである。

有名な高千穂峡や青島神社のある海岸に広がった洗濯板のような海岸が中でも印象に残った景勝地であった。
また、桜島を目の前に見て、この日は東側に噴煙の灰が積もり、山肌が灰色に見えた。その一方で、西側に回ると全く灰がなかった。今でも風向きによりこの地方の人々は、噴煙に悩まされているのかと思うと素晴らしい景観の一方で現実的な悩みも気になった。
そして3日目は、知覧で、特攻隊として海に散った十代の若者を偲ぶ語り部の話を聞き、2度と戦争をしてはダメだという想いを再認識。語り部の話しを聞きながら、映像に映る出撃前の十代の若者の笑顔を写真に収めていたら、後で、写真に撮っては不味いと言うことを聞かされ、このブログにもその映像は載せられない。
日本のためと思い出撃した若者の写真を、なぜ撮ったらいけないのかよく分からないが、広く世に知らしめるためには、ドンドン写真を撮り、今の若者達にもこの悲しい出来事を知らしめるべきではないかと、私は思う。
そして、最後の薩摩半島最南端の長崎鼻から見る開聞岳は稜線が綺麗だった。 こうして4日目も終わり、一気に鹿児島から福岡空港まで途中昼食を取っただけで約4時間バスに揺られて、福岡空港に戻り旅は終わった。
毎日、バスを降りて、観光地を歩くの連続。6544歩、7755歩、8027歩、9190歩が4日間の歩いた歩数である。毎日家でパソコンを叩き、殆ど歩かない人間にとっては重労働だった。帰ってきてから2日間は、この歩き疲れで体が大変だった。その疲れも1週間経ちやっと癒えた。
もうこの歳になると、旅行の楽しみ、景勝地を見る楽しみと言うより、同じ年代の人たちと一緒に行くという楽しみ、みんなで食事をし、お酒を酌み交わすという楽しみの方が大きいと言うことに気付いた旅行だった。