連日暑さが続く。9月も中旬になろうとするのに、相変わらず35度を超える猛暑日。しかし、今朝、今年一回も猛暑日にならなかった市を紹介していた。山口県美祢市である。ピンと来ない人もいるかも知れない。あの秋吉台秋芳洞のある美祢市である。鍾乳洞も有名だが、鍾乳洞の内部は年中17℃にたもたれ、夏は涼しく冬は暖かいのだそうだ。
カルスト台地を流れる水は冷たく、市内あちこちで湧水があり、この水が冷たく、町全体を”涼しさ”で覆っているらしいのだ。今朝のテレビに出てきた現地の方々は、口々

に、クーラーはないそうだ。戸を開け放てば涼しい風が入ってくると言うのだ。毎日何もしないのに汗だくで、グッタリしている我々から見れば、正に天国と地獄。日本は広いと感じた一瞬だ。
さて、ここ最近巷を賑わしているのが、”知事様” である。兵庫県知事、斉藤元彦氏である。当初,この事件が報道された時、パワハラというので、”おまえはバカかチョンか” というような言葉の暴力をしているのかと思ったが、チョット異色なパワハラだった。つまり「言葉も含めた強い指導」だった。百条委員会でその内容が明らかになったが、私に言わせれば、私たちが若かりし頃、この程度の強い指導をする上司は一杯い

た。
上記の「レストラン予約が出来ず激怒」とあるが、この例は、会議のあった会場で夕食を食べられるということから、知事の希望で予約を申し入れると断られ、怒ったということらしい。食べられるかどうかも分らない市職員が食べられそうだといういい加減な話を知事にして、結局食べられなかったということなので、キチンと確認した上で,知事に話すのが仕事のやり方だろう。そうしてみると、この件以外にも、本来、職員が気を利かせてする事を怠り、それを強く知事に叱責されて、それをパワハラと言っている感じがしてならない。

ただ、今の時代に、昭和時代の暴君は、パワハラと言われても仕方ない。しかも、この暴君は、「道義的責任」の意味が解らないと言う。つまり、法律などで文書化された事例以外考慮しないのは当たり前、という考え方なのである。恐らく、「その場の空気感を読む」なんて言う言葉も、”斉藤元彦辞書” には存在しないのだろう。所謂、日本的な配慮といった事は皆無なのだ。
今朝のテレビ番組に有名な外国人が出ていて、その外国人が言っていた。アメリカならこのような考え方は通用すると言うのである。

ただ、問題なのは、こうした事件で、自殺者まで出ていることである。ここは、日本的な手法を是非採って頂きたいと思う。
こういった人が今後沢山出てくるような気がする。一方で、この位のパワハラ?で自分の命を絶つような人にはならないよう、子どもの教育も必要な気がする。この知事のしていることはAI機械が部下に指示を出しているようなもので、悪いか悪くないかだけを法律に照らして良いモノだけを進めていく。こう指示をしたら、相手はどう思うかという事は全く配慮しないのだ。正に、「AI人間」のやることである。