ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

夏至=昼が長い日?

 昨日、新型コロナのワクチンを打ってきた。その話題を、と思ったが、今から述べる夏至(今年は6/21)の話も、時期的にズレてしまうので、先に載せる。

 

どこかにズレが・・・

 二、三日前だった。NHKの天気予報で、視聴者からの質問だったか、気象予報士の人が、「今日は夏至ですが・・・とは、4日程度のずれがあるんです」と説明していた。ボーっと視ていたのでよく覚えていなかったが、いつか、このブログに取り上げようとしていた。いざ、書く段になって、さて、何だったかなー、と考えてもなかなか思い出せない。ネットで一日かけいろいろ調べて、やっと、「これだ!」と思い出した。

 前々から、”どこかにズレが起こるはず”、と思っていたことがあり、その疑問と結びついたのだ。日の出と日の入り、昼と夜の定義である。なんでもそうだが、特に、設計などをやっていると、中心線が重要と思うのは習性なんだろうか。日の出は、太陽が顔を出し始めた時であり、日の入りは太陽が完全に見えなくなったときで、太陽の中心線ではない。つまり、太陽の大きさ分、どこかにズレが生じるはず、と思っていたのだ。普通、何でも中心線をとるものだが、この場合、太陽の中心線を取ったのでは、日の出にも日の入りにもならないからだ。このズレが、4日程度のズレの主な原因だった。

 

夏至と昼の一番長い日

 つまり、夏至とは昼が一番長い日である。一方、冬至は夜が一番長い日である。そして、春分の日秋分の日は、昼夜の長さが同じ日である、と教わってきた。お恥ずかしながら、つい、冒頭の天気予報士の話を聞くまではそう思っていたから、「どこかにズレが?」と感じていたのだろう。しかし、実際には、一番長い日は夏至の4日後、冬至は4日前に訪れるのである。ただ、太陽の高さ、低さということで言えば、それらは当たっているので、勘違いなさらぬよう。

 

ズレの原因

 ネットで調べると、4日のズレは、この太陽が見える大きさ分の他に、地球の軸が傾いていることなどでトータル4日となるようである。太陽の大きさ分ズレが生じるはず、と思った時期はいつか忘れたが、それでも、そんなに前ではないはずである。そんなことは、とっくに気付いているよ、そんなことも分からなかったの? と言われそうだが、小学校の頃からそう覚えさせられてきたのが大きい。子供には分かり易いように、という配慮だろうが、でも、学校では、ややこしいので本当のことを教えないまでも、示唆するくらいはして欲しい気がする。

 

天気予報士のプレゼンテーション 

 話は変わるが、冒頭の天気予報士は、非常に活舌もよく、分かり易く説明してくれているが、全国放送の天気予報士で、視聴者の方を殆ど見ない人もいる。視聴者がテレビ画面を見ていると同じように、そっちを見ているのである。この予報士も上司から注意されたのか、最近は、多少、視聴者の方を見るようにはなったが、私に言わせれば、プレゼンテーションの仕方としては不合格である。我々、会社でしっかり教育を受けた。聴取者の方を見て話すのが基本である。そして、画面を指し示すのは最短にするというのは、常識の範囲である。その点、民放の予報士は上手だ。言ってみれば、説明することを、自分のものにしているかしていないかの問題と思うがどうだろう。

        (次回につづく・・・)