ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

諦めるな!

朝の寝起きが辛い

 ここの所朝が寒い。なかなか寝床から起きだせない。11月はあんなに暖かだったのにと思ってみても、12月の寒さとしては平年並みだそうだ。11月が異常に暖かったらしい。朝5時と言えば、シャワーを浴びて朝ご飯の用意に取り掛かっていたが、ここの所、朝シャワーは午後の風呂に変え、朝ご飯の用意だって6時の時報を聞かないとやらなくなってしまった。

 

戦後直後の女性

 日曜日の朝は、NHK演芸図鑑である。今日は、その昔、評論家としてよくテレビに出ていた「樋口恵子さん」が文珍のインタビューを受けていた。御年90歳だそうで、非常にお元気だ。女学生の頃、敗戦国としてアメリカから ”LALA物資” を受けたそうで、綺麗なスカートをもらい、みんなに似合う綺麗だと褒められ、嬉しいやら、施しを受けたという屈辱感を味わった話、苦労して新聞記者になったのは良いが、女性は戦力として考えてもらえなかった惨めな思いの話をしていた。

 

諦めるな!

 そして結婚したのは良いが、早く夫に先立たれ、何日も泣きはらしていたら、専業主婦の女性から、「あなたは職業婦人だから、そうして泣いていられるのよ」と言われた話。「悲劇と共に教訓はやってくる」という。司会の文珍から、今の時代の女性に言っておくことは?と振られ、「諦められるな!」だという。

 この言葉は、樋口恵子さんの先輩の「秋山ちえ子さん」に教えられたという。50歳の頃、「夫婦別姓問題など」さまざまな懸案がなかなか決まらない当時の現状を嘆くと、「あなたはまだ若いからそう言うのよ。50年くらいで云々言うものではない。80年単位、100年単位で考えたら世の中も変わるし、女性の考え方だって変わるものよ、と言われたという。

 

W杯、スペインに逆転勝利

 2日前、日本がスペインに勝った話題をチョットだけこのブログに載せた。

(左)2-1で勝利を伝える新聞記事  (右)三苫選手の1mmキック

 1点目は、後半、堂安選手の綺麗なシュートが決まった。前半は珍しく、最初からテレビ観戦していた。すると、スペインに1点先制された。前回のコスタリカ戦も観戦していた。どうも私が観戦し出すと負けるような気がして、1点先制された時点でテレビを切った。しかし気になり我慢できなくなり、後半はまたテレビを点けた。すると、すぐ1点目が入った。そして2点目である。それから間もなく上記の写真のようなシーンが訪れた。どう見ても「ゴールラインから出ている」と思った。写真判定だそうだ。これはダメだと思った。しかし写真判定の結果セーフとなった。

 

1mmが勝敗を分ける

 後で真上からこのシーンを見ると、ボールが1mmラインにかかっているという。ゴールラインの外まで足を延ばし、ゴール前に蹴り返す三苫選手も凄いが、ゴール前に来たボールをゴールに押し込む田中選手も凄かった。

 この時点で初めて、サッカーの場合、ボールのアウトかインかの判定は、真上から見てボールの縁にかかっていればインプレ―だということが分かった。サッカー選手たちはそれを当然知っていて、最後の最後まで粘り、諦めなかったのである。

 諦めも肝心などと言う言葉もあるが、今回は、「諦めない勝利」だった。