またまた休んだブログ
大分休んでしまった。「何を書こうか」と悩む時もあれば、悩まず「これを書こう」とすんなり決まることもある。日常生活をしていると、「はっ!」と思いつくもんだが、家に帰る間、パソコンの前に座るまで覚えているものと忘れてしまうものがある。「あれぇ、何だっけ?」と思い出そうとする気が無くなったわけでもないが、「もういいや、別のことを書こう」と気持ちを変えてしまうのである。
Aggressive そして Positive な、大谷翔平
さて、嫌なというか暗い話ばかりが目立っていたが、今日の新聞を見ると、「大谷翔平」である。投打で規定打数、規定投球回数に達したそうだ。あるマスコミによると、「ダルビッシュ+松井秀喜」なんだそうだ。投げては15勝9敗、防御率2.33、打っては2割7分3厘、34本塁打である。この記録は、一人の野球選手の記録なのだ。そして、日本の野球界ではなく、あの、大リーグでの記録なのである。
毎回、おの大谷選手のコメントを聞いて、「なるほどなぁ―」と納得させられる。『ワイズ投手コーチは、ワクワクしながらレベルアップしてゆく大谷を見て、「ショウヘイはやりたいことを自分で決める。野球を感じることのできる選手なんだよ」
大谷は言う。
「安定して毎試合投げられたのが良かった。もっと成長して、もっといい選手になれるはず」』という記事が載っていた。いつも前向きなのである。英語で言えば、positiveでありaggressiveなのだ。
優しい田舎社会
子ども頃、病気がちだった私は良く、座敷に寝かされていた。小学校の頃だろうか。すると、近くのおじさんが仕事帰りにやってきて、「・・・ちゃん、将棋やろうか」と言う。俗に言う、「はさみ将棋」というやつだ。私たちは、本格的な将棋を「本将棋」と呼び、その他に、子どもが遊ぶ「はさみ将棋」や「回り将棋」と言ったものを子どもたちで遊んだものである。
一人で寝ていても寂しいだろうからと、その「はさみ将棋」を子どもと付き合ってくれるのである。そして、恐らくワザとだろうが、子どもに花を持たせてもくれる。こんな優しさが、田舎社会にはあった。
始まる、竜王戦
そして、しばらくして小学校も高学年になると、いわゆる「本将棋」を覚えた。以降、何の成長もなく、縁側将棋や会社での昼休み将棋で楽しんで現在に至っている。
朝刊のコラムに将棋の記事、そして、「竜王戦が始まる」という記事が続く。
すごい二人のコメント
二人のコメントがすごい。
藤井竜王(20歳)
「一手一手しっかり考えてみている方に楽しんでいただける内容にしていきたい」
広瀬八段(35歳)
「大きな舞台で対戦できることを素直に喜びながら、自分の力を出し切って、盛り上 がるシリーズに出来るよう努めたい」
何がすごいかって、この若さで、「勝ちたい」「守りたい」という言葉がないことである。自分の満足より、周りの皆さんが喜ぶ顔や楽しむ雰囲気を作りたい、という気持ちなのだ。
団塊の世代のように、「・・・に勝った」「・・・の注文が取れた」といった、勝ち負けを云々するのではないのである。そして、冒頭の大谷翔平に至っては、勝負云々より、自分の技や能力を高めたいという気持ちなのだ。
「団塊の世代も負けちゃいられない」と思い、前から考えていた、ベトナム語に挑戦である。日本語を教えている学習者にベトナム人が多い。何とか、彼らと会話が出来ないものか、そして、メールで交信が出来ないものかと思っている。