ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

どんな花が咲くか、実習生!

技能実習生と私

  3月からやってきた、技能実習生に対する”日本語”や”日本での生活”を教える授業が終わった。何人かの先生たちと手分けして進める授業だった。技能実習生は、19歳から30歳を超える人たち。独身者もいれば、何人もの子持ちもいる。ベトナムに家族を残しての日本滞在である。日本入国前に母国で日本語の勉強をしてくるが、まだまだ片言の日本語しか話せない状態。その状態を、受け入れ先の企業で少しでも日本語が話せるように、日本の暮らしが出来るようにしてあげるのが私たちの役目だ。

 市役所の芝桜(1週間前)    ベトナム人技能実習生たち      しだれ桜?

性格も千差万別

 日本人に色々な性格があるように、外国人も色々な性格がある。ただ、国民性というのも存在する。現役時代、何十カ国の人たちとお付き合いしてきて、こういう場合は、この国の人はこういった反応を示すと大体分かるようになった。しかし、ベトナムには現役の頃、1週間ほど滞在したことはあるが、生活したことはないため、ベトナム人の国民性は分からなかった。しかし、ボランテアで日本語を教えるなど、ベトナム人とのお付き合いが増えてきて、大体の国民性が分かるようになってきた。相対的に、ベトナム人は真面目で大人しい。

 

日本語も努力次第

 日本人でも同様だが、当初、日本語が余り分からなかった外国人が驚くように話せるように短期間でなったりする。勿論、得意、不得意はあるが、でも、真面目に取り組み、努力している人には叶わないようだ。

 今回もそうだった。たった1ヶ月弱の日本語指導だが、驚くほど進歩した実習生もいる。一方で、もともとそこそこの実力を持ちながら、余り伸びない実習生も。努力や気持ちの持ち方次第と言うところだろうか。

 

花が咲く

 近くの市役所の芝桜が綺麗に咲いていた。通りすがりに写真を撮りたくなった。今まで桜が満開だった、日立平和通りもすっかり葉桜になってしった。一方我が家の庭を見ると、椿やボケの花が終わり、ツツジ類が芽吹き始めている。

市役所の芝桜(昨日)

 でも、面白いことに、しだれ桜か、去年の時季外れに安く買ってきた木に花が咲き始めたのだ。植える場所で、女房と揉めたが、適当な場所に植えたら咲き出した。何時のタイミングかで良い場所に植え替えてやろう。

 ドウダンツツジも咲き出した。あちこちで春の息吹を感じる。

 

どんな花が咲くか、実習生!

 これから、技能実習生たちも、あちこちの企業で花を咲かす。どんな花を咲かせるか、努力次第だ。彼らと写真を撮った。連絡先を聞いてくる子、握手を求めてくる子、さりげなく、PRするためか、自分の会社の名前をボードに漢字で書く子、表現はそれぞれだが、愛すべき子ども達である。是非立派に花を咲かせて欲しいと願う。