ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

年寄りの楽しみ

庭の手入れの決心

 1週間ほど前から、一大決心をした。”庭の整理” である。「手前の」とか「歩く部分を」とか「目に付く場所を」とかなら、1時間もあれば用が済む。しかし、庭全体となるとそうはいかないのだ。数年前でも1週間はかかった。

 

手入れを止めた1年

 親から、先祖代々受け継いできた庭だ。勝手に止めるわけにもゆかない。それでも昨年は、「エイヤッ!」と心の決めて手入れを止めた。すると、あちこち気になるところが出てきた。やはり性格的に放っておけないのだ。

 ツツジの時期だというのに、咲きだした花が見えない。庭にいくつかある灯籠も、藪に隠れて見えない。こんな木、植えたことがないのに生え出している。たった1年だというのに、手入れしないとこんなに様相が変わるもんだと実感。

 

手入れ始めると・・

 そして、手入れし出して1日目。手をつけるのも嫌になるほど「藪化(やぶか)」しており、小さな草はもとより、大きな草、ツタ、変な方向の妙な枝など整理しだしたらきりがない。そして数年前に草取り面積を少なくするため、砂利敷き面積を増やしたが、その効果は明らかにある。もう一度見直し、出来るところは更に面積を増やそうと考えている。軽トラ一台の砂利の砂利敷面積を増やすことを目標に据える。

ツツジが咲き誇る、手入れ終わった庭(ツツジは未着手)

人でも動物でも植物でも同じ

 樹木は1年手入れをしないだけで、高く伸び、横に、四方八方に枝が伸びた。人間でも面倒を見ないで放っておくとこうなる。何でも温かく見守る事が重要だ。見守るというのは、放っておくことではなく、気を掛け面倒を見るということ。

 全体的に小さな樹木にする事を目標に据える。そうやってやり出したら、切ったり取ったりした草木が軽トラ3台分になった。

 

新しいゴミ焼却場

 近くのゴミ焼却場に持って行くが、毎回600円ほどとられる。しかし、1800円に変えられない爽快感がある。今日は400円だった。

軽トラに積んだ草や切り枝      今年出来たゴミ焼却場(料金自動支払機)

 まだ、1/3から1/4と言ったところで、これから3倍も4倍もある。今月一杯は庭の整理で楽しめそうだ。その後、砂利敷きなどの作業が残る。年寄りの仕事(遊び?)としては良い方だ。

 

計画・段取り・実施

 庭の整理は、まず草取りから始める。見えるようになった地面の草取りをしながら、この枝を切ろう、この木を小さくしよう、ここは土を取って砂利敷きにしよう、等と次に行なう作業の段取りを考える。

 木を切り出したら、少し離れたところに椅子を置き、しばしこれから切る木の全景を眺める。落とす枝、仕上げる全体の大きさ等の計画を練る。これを実践してゆくのだ。

 

年寄りの楽しみ

 こうしたことも、庭の整理の ”楽しみ” になっている。

 先日書いたが、庭の整理の後は体が痛くなった。しかし、もう何日か続けているので、そうした痛みは出なくなった。毎日続けなくても、3,4日空けただけでは、支障は出ないようだ。自分の体調・気分に合わせながら、庭の整理も楽しみたい。