意外と涼しいパリの気候
「それにしても、昨日はあつかったねェー」との今朝の会話。すると、大先輩が、「昔、日本には、エアコンなんてない時代があった。扇風機だって満足になかった時代だった。」という話が続く。そこで今朝のニュースを思い出した。パリでは夏場が涼しく、エアコンがついている家庭は少ないそうで、昨日は、近場の講演などで”涼”を楽しんだという。そこで、得意のネットで調べてみた。
なるほど! 冬はあまり変わらないが、夏場は、こんなに変わる。特に夜は気温が下がり快適な温度である。これじゃー、エアコンなんていらないはずだ。
今年の夏は、特に、暑い!
気のせいか、いつも夏になると、「今年の夏は特に暑い。去年はこれほどじゃーなかったよなー」なんて感じるもの。夏には、草が伸びる。今までだったら、夏に子どもたちがやってくるので、庭の草も綺麗に取ってと、ひと頑張りするところだが、綺麗にしたところで、誰も見てくれりゃーしない。暑いから放っとけとばかり、伸び放題にして置いたら、庭が、野山並みになってきた。
100年の柿の老木が芽を吹き出す
冬に切り詰めた柿の木も、新しい芽が一杯噴出した。私が子どもの頃、縄をかけてブランコなどして遊んだ大きな柿の木だった。女房の「柿の葉が落ちて雨どいにつまって仕方ない。柿の木を切ったら?」の一言で、思い出の大きな柿の木を切り詰めることになったのが冬だ。従って、恐らく、100年は超える老木だろう。
老木も一生懸命
切り詰めたその木が、新しい芽を一杯噴出したのである。100年の老木も一生懸命なのだ。さすがに、実はついていないが、新葉が一杯で綺麗だ。今まで木が大きかった分、根も一杯張っている。栄養分も老木とはいえ一杯吸い上げる。そこで枝を切られ、小さくなってしまった木。余った栄養分が切られた木のあちこちから新芽となって噴き出したのだろう。
一極集中突破作戦
わが身を考えてしまった。老人なりに能力は落ちる、しかし、落ちた能力でも一点に集中することで、若者には負けない活力を発揮できると信じて、頑張ってきた。多面作戦はもうできないが、一極集中作戦ならまだまだ勝負になる。
右側の写真は、定年後に植えた木である。まだ、10年ちょっと位の木だ。花が一杯咲いている。毎年花が終わると切り詰めるが、毎年、このように時期が来れば満開になり、目を楽しませてくれている。まだまだ、咲き続けるだろう。
今日も頑張ろう
100年の老木のように、しっかり張った根を活用して、世の中の人々のためになる、楽しませる活動を是非続けなさいと、教えられたような気がする。
昨日より大分涼しい。今日も老木に負けずに頑張ろう!