ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

晩酌のつまみに、最高!

ブログネタが見つからない

 最近、ブログの記事にする相手が見つからない。新聞を読んでいても、テレビを見ていても、「そうだ!これを書こう!」なんて気付くものだが、その”気づき”が少なくなった感じがしている。そして、気づきがあっても、1分と立たない間に ”何を気付いたのか分からなくなってしまう" のである。

 そこで笑っている、”後輩ども!今にすぐそうなるから、覚悟しとけよ!”

 

かっては、田畑だった農地も・・・

 昨日は、車で5分位の山間の地域に農地調査で出かけた。昔は、こんな所も農地だったの? と言うような雑木が繁茂し、普通の山にしか見えない所ばかりである。

かっては、田や畑で生計を立てていた人も(左:中央平らな部分、右:木が繁茂)

こうした農地が、未だに”農地”として登録されたままになっている箇所が数多くある。登記簿上の地目と税法上の地目は異なるので、税金逃れではないが。

 

野草、要らない?

 そのような調査中、畑を耕作している知人に出会った。すると、作業の手を休め、「野草、要らない?」ときた。続いて「毎日、食べていてやんなった(いやになった)」そうなのだ。すると、その畑から10mほどの所の山に一緒に入った。自分の山林だという。「その足下、気をつけて」。よく見ると、イノシシの罠が仕掛けてある。

 

見分けられない、野草

 コシアブラが採れるという。見よう見まねで採ると、「それは、ウルシだよ!」と言われる始末。「ウルシなんか食べたら酷いことになるよ」と。そういえば、つい数年前まで、タラの芽もフキノトウも、ましてやゼンマイとワラビの区別も分からない田舎者だった。山や野が近くにあるのに、野草なんて誰にも教わったこともないし、殆ど家で食べたことがなかった。歳を取って、フキノトウの旨さを知り、タラの芽の旨さを知った。タケノコばかりではないことを知った。

ゼンマイ          ウルシと間違えたコシアブラ(左:若芽)

    タラの芽とそのタラノキ             フキノトウ

子ども時代の刷り込み

 よく考えて見ると、家では小売店をやっていたので、いつも食事のおかずは店に売っているものの余り物が食卓に出た。そういうものが ”おかず” だと思っていた。子ども時代の生活とは恐ろしいもので、「そういうものだ」と刷り込まれてしまうのである。今、ロシアが子どもをロシアへ連れ去り教育をすり込んでいると言うのもそういう表れだろう。

 

晩酌のつまみに、最高!

 昨夜は、タラの芽やコシアブラの天ぷら、ゼンマイの和え物、そしてタケノコの煮物と天ぷらと山菜で ”酒のつまみ” を飾った。いつもなら、泡盛一杯で済むものを2杯、3杯そして日本酒少々まで飲み進んだ。こんなに旨いものが、車で10分もしないところに散らばっていると言うのに今まで知らなかったなんて。”なぜ?” である。

 子ども時代の教育の重要さを身に染みて感じた一日だった。

 それにしても、油物の食べ過ぎで、今日は胃のあたりが少々ムカムカする。