ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

寅さんは、面白い!

消えぬ ”めまい”

 それにしても、昨日の ”めまい” は酷かった。週一回、日本語をボランテアで外国人に教える日だった。どんよりとした雨がぽつりと今にも落ちそうな空模様。こんな日は特に酷くなるのが、私の ”めまい”。日毎酷くなってくるが、そのうち、車の運転もままならなくなるのではと感じる今日この頃である。

 毎日、漢方薬を飲んでいるがサッパリ良くならない。3ヶ月目にそろそろ入るが、3ヶ月やってみてダメなら、また、別の薬を試してみよう。

 

庭から消えた ”花”

 午前のお勤めを終えて家に帰ってきたら、少しの晴れ間と共に、めまいも少し緩んで気分も良くなってきた。そこで、2,3日止めていた庭の整理を再開。昨年やらなかったせいで、雑草や雑木が大きく育ち過ぎた。ホンの数坪整理するだけで、2時間もかかった。夕方涼しくなった時間を見て集中したつもりだが、びっしょり汗をかいた。

 シャワーを浴びてのビール一杯。又、格別。「ぷァー!」

ツツジ類が終わり、花の少なくなった我が家の庭

土曜の夜は ”寅さん”

 体を冷やし乾かすのも兼ねて冷房を付けテレビを点けていると、土曜夜は「寅さん」である。何度見ても面白いのが「寅さん」。50作近くあるといつ見ても違う作品だ。マドンナ浅丘ルリ子。最後の土壇場で、寅さん(渥美清)、リリー(浅丘ルリ子)、さくら(倍賞千恵子)三人の真剣勝負の会話は迫力があった。リリーを「お兄ちゃんを結婚する気があるのか」と問い詰める「さくら」。リリーは、寅さんと結婚しても良いと。寅さんにそれを報告してリリーにアタックしろと言い寄る「さくら」。「さくら」は、お兄ちゃんをなんとかしたいと必死。

 

人生の縮図 ”寅さん”

 分ってはいるが、照れて、お互い言い出せない寅さんとリリー。結局、「俺のような人間と結婚して困るのはリーリーだ」と分ったような台詞を吐く寅さん。一方のリリーは「あれ(あの結婚してもいいと言った気持ち)は、嘘だった」と冗談めかして誤魔化す。

 いつ見ても、この寅さん、我々の人生の縮図のようなドラマである。脚本が旨い!

我々の人生も、人に迷惑をかけてはいけないと社会のルールで教わるが、そのルールを破っても許されるのが、唯一、結婚だろう。「行けー!、寅さん!」と応援したくなる。それにしても、こんな場面が寅さんのドラマににあったんだ、と改めて分った。

 夢中で見ていて、画面を写真に撮るのを忘れた(迫力を伝えられないのが残念)。

 

漢字で悩む外国人

 昨夜は、庭の整理のお陰か、寅さんのお陰かでぐっすり眠れた。

 起きると、朝刊に「外国人に教える日本語」のことが、読売朝刊「編集手帳」に取り上げられた。特に最近、「外国人に日本語を教えること」が、自治体、マスコミなどで多く取り上げられるようになった。

 異口同音語で悩む外国人の話である。異口同音語で悩むのはかなり日本語が話せるようになった外国人だ。日本語の勉強を初めて、漢字を書くことは当然だが、音訓読みは最初にぶつかる日本語漢字の壁である。

 なぜか知らぬが、昨日、会議をしていたら、その漢字を帰国子女に教えない小学校があるようだ。そんなバカな、と思うが、理由を確かめてみたいと思っている。