ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

曇らないガラス

秋の気配

 急に秋が来た気配。朝5時。サッシを開けると涼しいというか今まで余りに暑かったせいか、寒い空気が入ってきた。昨日は本当に久しぶりにぐっすり寝られた。ぐっすり寝ると、目眩も気のせいか少し薄れていくようである。

 毎朝、シャワーを浴び,朝食の準備・朝食・片付け、日本語授業の準備・予習等をやると7時の出発には一杯一杯。たった20分の朝のラジオ体操だが、この時間も作れない有様だった。

 

情報交換、ラジオ体操 

 今日はゆっくりブログを書くことが出来ると意気込んだが、さて,何を書くかである。今朝のラジオ体操で、地域の人から昨夜の救急車の話が出た。「昨夜の救急車、誰だったの?」である。ラジオ体操は年寄りの運動でもあるが地域の情報の場でもあるのだ。

 我が身が何時の日か「とうとう救急車で運ばれたね」なんてことにもなる。何のための健康? 誰のための健康? という問いが、また、返ってくる。

 

何が言いたいのか

 本題に入る前に、いつものテレビ寺子屋。テレビのコメンテーターでおなじみの女性弁護士の話だった。今はやりの詐欺事件の「被害者にならないために、加害者にならないために」というような議題だったと思うが、何を言いたいのかがよく分らない講義だった。早口、論点が絞れていないなどいくつか気付いたことはあるが、今、技能実習生 

よく分らない授業                        ガリバー企業 ”セントラル硝子”            

に教えている身としては、どうしたら「分らない授業」を避けられるかである。自分もそうならないようという気になった。

 

曇らないガラス

 さて,本題が長くなったが、ガリバー企業 ”セントラル硝子” の話である。番組の冒頭、”曇らないガラス” の話が出てきた。風呂周りなどでガラスが曇るのは当たり前で過ごしてきたが、そんなガラスがあることすら知らなかった。ガラスの表面に薄い吸水シートを貼り付けるのだそうだ。原理を考えれば極めて簡単。しかし、”なぜ曇るか”に着目し、”その根本原因を取り除くには” を考える、開発行為には当たり前の手法である。

 

多く使われている麻酔薬

 吸水シートを考え、それを商品化するまでに課程は極めて大変だったことが分る。この企業はそれに留まらない。現在、外科手術などで使われている麻酔薬。世界で使われている麻酔薬のうち、殆どの量がこの会社で作られている ”セボフルラン”。早く、

フッ素化合物の麻酔薬  ”セボフルラン”

麻酔から覚める等の特性があるからだ。

 フッ素化合物に目を付け、麻酔薬ばかりではなく、リチウムイオン電池の電解液や金属部品などの使われる洗浄液を製造しているとのこと。

 

教育の原理原則

 不都合なモノを取り除く、原理原則を考える、そして他人(他物)のせいにしない、どうしたら良くなるかを考えるなど、考えることは何でも同じである。日本語を「教えること」は、モノではなく人間が対象。こうしたこと以外に ”人のこころ” も重要になる。

 しかし、その「人の心を考える前に」が重要。どうして授業に集中しないか、どうして私語が発生するのか、どうして覚えてくれないのか、の原理原則の重要さを反省する機会になった。