ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

勢いの止まらない新型コロナ

 オリンピック、日本のメダルラッシュが連日続く。夜遅くまでテレビ放映を見て寝不足気味である。それと同時に、新型コロナの感染者が「うなぎのぼり」である。嬉しくない土用の丑の日が連日訪れている有様である。

 

政府の具体策

 緊急事態宣言を出そうが蔓延防止法を適用しようが、日本国民が反応しないようになっている。東京の繁華街では、人流がサッパリ減らないそうである。それを見て、マスコミ初め、色々な評論家が言う。「政府の思いが伝わっていない」。また、医療関係者も言う。「政府の国民向けにインパクトのある言葉が欲しい」。

 

欠ける具体策

 もともと、インパクトのある言葉、思いの伝わる言葉が分かるのだったら、今のように感染が広がらない。マスコミ、評論家に言いたい。具体策を出せと。今の人流が抑えられないのは、「誰かが、感染を止めてくれる」という、どこか人任せの気持ちがあるからだ。政府は大方針を出すところ。自治体は、具体策を実行するところである。ところが、その自治体までも、評論家顔をして、「コロナ対策をしてください」「家でオリンピックを見てください」「県をまたいだ移動は控えてください」などと、各個人に判断を任せるような、人任せな言動しかしない。

 

コロナ感染より優先される個人情報

 そもそも、感染者が出ても、○○市で×人出ました、というだけである。個人情報の公開に気を使い、人類の危機だというのに一切情報を流さない、これが元凶だ。困ったものだ。どうして感染者が出たか、どこで出たのか、などある程度の情報を流さないのはおかしい。注意しようにも注意できないではないか。マスクをして、消毒して、大騒ぎせず、大声を出さずにいれば、コロナに罹らないことはある程度分かっているのだから、感染した人には、そうしない何かがあるからコロナに罹ったのである。その「何か」を言わないと、国民は注意しようにも注意できない。個人情報と言っても、○○さんの資産がいくらある、などという個人情報ではないのだから、そこには、軽重を取り入れて判断してもいいはずである。

 

今欲しい具体策

 マスコミに出る、マスコミで稼ぐ人たちは、一人一件くらい具体策を持ち寄って発言してもらいたいものである。「言うのは誰でもできる。口があるのだから」。毎日の挨拶のようになっている「コロナには気を付けて下さい」。「どう気を付けるか」が重要だ。国民一人一人に毎日の行動(せめて、行き先、行動手段、会う相手と連絡先)を書かせるのを義務化するというのはどうだろうか。街頭や駅などで、警察官、市役所職員、許可を持ったボランテアなどが職質をするのだ。つまり、行動表の提示を求めるのである。行動表を持たない国民に何らかの罰を与える制度である。つまり、何の目的も持たない行動はしないように仕向けるのである。

 

連日繰り返される地域放送

 私が住んでいる町では、町内に3か所のスピーカーがある。そして、決められた時間になると市役所からの連絡事項が放送される。今も、その放送が聞こえてきた。昨日、感染者が市で3人出たというのに、今までの放送内容とちっとも変わらない。「コロナ対策をしろ」「県をまたがる移動は避けろ」等など。せめて、「当市では昨日3人の感染者が出ました。一人は××歳、あとの二人は××歳で男性。10日前に○○市へ行き、会食をしたことが原因かと思われています。尚、現在、当市では・・・人の感染者が入院していますが、---日には退院し、入院者は・・・人になる見込みです」。くらいの具体的な情報を流して、市民が出かけないようにする対策を考えさせることが重要だと思うがいかがだろうか。

    (つづく、・・・)