ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

代理ミュンヒハウゼン症候群

代理ミュンヒハウゼン症候群とは、

 ネットにある表現から抜粋すると、

もし子を持つ親が、「あなたの願い事を何でもかなえてあげましょう」と魔法のランプの精に言われたら、「子供が元気に育ってくれれば他には何もいりません」「子が立派に育って、自慢の息子・娘になってほしい」と、子の成長を願う親は少なくないでしょう。まさか、「子供を何かの病気にして、できるだけ長く病院に入院させてください……」などと願う親はいないはずです。

 しかし、心の病気のなかには実は、大切な自分の子供の身体を傷つけてでも、無理やり病気の状況をよそおうようなタイプのものがあります。

また別のネットでは、
ミュンヒハウゼン症候群の一形態であって、傷害の対象が自分自身ではなく、熱心に看病する自己が周囲から『頑張っている』『大変な母親(娘・義娘)』という同情や称賛が集っている状態が心地良いと感じ、虚偽報告・薬物等を用いた薬理操作・隠れた虐待行為で他者を病気・怪我させる精神疾患医療乱用虐待(MCA)である

と、書かれている。

 

疑わしい事件

 小さな子どもたち兄弟が、次々と死亡した事件があり、その母親が捕まった。子どもたちは、1歳とか7歳とか、まだ、小学校にも行かないような幼い子どもたちである。ブログで取り上げるのは、こうした病気があり、身近にもこうした親たちがいたら、早く対応してあげないと、子どもの生命もさることながら、病に罹った親も犯罪者になってしまうという現実を知ってほしい、と感じたからである。普通の親子関係ならあり得ない話だが、一見、子ども思いの親に見えて、実は・・・」ということがあるそうである。

 

代理ミュンヘン症候群と代理なしの違い

 ミュンヒハウゼン症候群というのは、周囲の関心を自分に引き寄せるためにケガや病気を捏造する症例だが、その傷付ける対象が自分自身か、身近の者に代理させるケースかにより、”代理” が付くかつかないかの違いである。普通に生活している人には想像できない症状ではあるが、”病気” であるから、救う手立てを考える必要がある。

 

神奈川県の事例

 今、話題になっている神奈川県の事例は、この症例かどうかは定かではないが、疑われていることは確かである。4人兄弟がいて、3人の子ども(男2人、女1人)が既に幼くして亡くなっている。それぞれに病名はあるらしいが、いずれも病死というより、突然死であり、疑えば疑えるという死因のようだ。常識的に考えて、4人兄弟の3人までが死亡するなんて、普通では考えられない事例だと思うが、どうだろう。

 

身内さえ騙される病気、何とか・・・

 見分けがつきにくいのは、一緒に住んでいた夫でさえ、子どもの死は突然死と考えていたような言動がある。この病気のせいかも・・・と思っても、気づかないようなレベルのミュンヒハウゼン症候群なのである。

 被害者は、子どもであるがゆえ、普段優しく接してくれる母親に対し、反旗を翻すことも、他人に実情も言えない状況にあるからである。どうやって、見分けたらいいのか、専門家でさえ、診断しても、突然死と捉えているように、騙されているのが現実である。

 せめて、コロナの検査のように、陽性、陰性とはっきり出せる方法を専門家は考えて欲しいものである。