ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

超便利の一方で、、、

ロシア戦勝記念日

  ロシアの対独戦勝記念日で、プーチンが演説をした。

 「ロシアに対して再び本物の戦争が起こされたが、われわれは国家の安全を守る」

相変わらずの「すり替え演説」である。自分で始めた戦争なのに、「戦争が起こされたので、自分の国家を守る」との論法。挙げ句、「ウクライナに住むウクライナ国民を守る戦争」なんだそうだ。こんな論法が、整然と通じてしまうロシアという国は恐ろしい。そして、それを信じざるをえない、哀れなロシア国民。3年前、複数台だった戦車も今年は旧式のモノが1台になったパレード。

戦勝記念パレード(左:2020年、右:2023年)      プーチン演説       

何が正しいのか

 ウクライナに攻め入ったのも悪いが、それと同じくらい悪いのは、ロシア国民を欺き通すことである。全く、強盗以上の「悪(ワル)=犯罪者」であり、この「ワル」を、指名手配されようが、逮捕出来ないのは困ったモノである。こんなワルに、善良なウクライナ国民が殺され、ウクライナ兵士が殺されていると思うと気の毒でならない。

 本当に、日本に生まれ育って良かったと思う。子ども達にも、若い人たちには、モノの考え方や国のあり方など、「何が正しいか」をしっかり教えて育てて貰いたいと願う。

 

漢字が解らない

 話は、日本語指導である。今週から中国人中学2年生に勉強を教えながら日本語も、と肩に力を入れて始めたのはいいが、挫折しそうな思いでいる。

 「国語」が解らないと言う。そこで、今、学校で勉強しているページを読んで貰った。すると、漢字という漢字が全て読めないのだ。その上、今の教科書は、「摂津国」なんていうのが出てくる。日本人の大人でも、「それって、どこ?」と聞きたくなるような内容でもある。唯一の救いは、「ひらがな」が、かろうじて読めることだ。

 

漢字の読み方を、携帯に教わる

 「勉強を教える」なんて段階ではない。漢字の読み方から教える必要がある。1週間に1回程度教えるんでは、とても追いつかない。そこで、漢字の読み方を自分で調べられないかを考えた。知り合いの中国人にその方法を聞いた。ところがこの年寄りでは、若い人の説明がチンプンカンプンで解らない。今の携帯は便利だ。簡単な方法があった。「・・・(漢字)・・・読み方」と入れさえすれば、webで読み方を教えてくれる。しかも音声付きである。この方法で(既に、今の若者だから知っているかもしれない)、来週から自分で調べるように言おう。1年後には、スラスラ読めるようになることを夢見て、、、。

 

超便利の一方で、、、

 我が愚妻は、未だに、厚さ10センチもの広辞苑を毎回引き出し、漢字の意味を調べている。私は、20年も前に買った電子手帳に厄介になっている。携帯1つで良いのだ。今の世の中、本当に便利になったものだ。

 その一方で、銀座で白昼堂々と時計店が襲われ、100個もの腕時計が盗まれた。この事件といい、冒頭のプーチンの蛮行といい、何か世の中が変だ。便利過ぎて、狂い、おかしくなっているような気がしてならない。