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テロリスト、ロシア

　たまたまテレビを付けたら ”深層・・・” という報道番組。ウクライナ戦争の話題である。ウクライナの兵士にインタビューしている姿が画面に。「戦争を終わらせたいですか？」だか、「平和を望みますか？」というような質問だったと思うが、この兵士は「質問が間違っている」「戦争を終わらせたいではなく、勝つしかない」と答える。そして「ロシアのない世界を作る」「ロシアはテロリストだ」とも言う。

ウクライナ戦況解説の小泉悠氏 　報道番組(アントン氏の言葉）　足を重傷し横たわる兵士

負傷兵、戦線に戻ります

　足に重傷を追ったウクライナ兵士、アントン氏。現地で治療をしたが、なかなか治らず、日本人の知人を通じて千葉大で治療し、何とか普通に歩けるようになった。そしてその後のインタビューが冒頭書いたとおりである。歩けるようになり、「これからどうしますか？」の質問に、「戦線に戻り戦います」。

かっての友人、ロシアを無くしたい

　かっては友人であり兄弟同様だったロシアとウクライナ。今や、殲滅するまで戦うというウクライナ兵士。日本人解説者が言う。「ロシアを無くしたい」というのは言い過ぎだと。どんな良い人でも、人間誰しも間違いを起こす。また、一方で、悪い人でもたまには良いこともするという。

　本当の戦争の怖さ、恐ろしさがまだ解らない日本人。自分の家族を、知り合いを、奪われ、自分の命さえも無くしそうになった身からすれば、当然の思いだろう。

無くなった、Our History

　今朝だったか、ある程度の年配だったら知っていると思うが、しばらくぶりに、落合恵子氏の姿を朝の番組 ”テレビ寺子屋”で拝見した。彼女は、若い人と話していて「わたしたち」のない世代と感じたという。そして「わたしたち」という本まで出版した。HISTORYは、His Storyだと言う。最近では、Her Storyとも言われるらしい。ネットが発達しITの時代になり、My Historyはあっても、Our Historyは、無いというのだ。友人は要らないと言うことなのか。

終わってみれば、短編小説

　そして、人生は長いと思っていたら最近は短いと感じるという。彼女も76歳だそうだ。長編小説だと思っていたら、いつの間にか短編小説になっていたという。

　私も、最近、時間が短く感じる。この感覚は非常に理解できるのである。定年になって15年。そして、学校を卒業した22歳から37歳までの15年と比較すると1／3以下のような感覚である。時間がもったいない。今を大切にしたいものだ。