ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

おごる心を戒めに

ガーシー議員

 今日は、いろいろな話題を拾ってみたい。まずは、ガーシー議員。一体この人は何者? 当初ニュースになった頃は分からなかった。国会議員だという。そして当選以来議場に一度も出た事がないという。「そんな議員辞めさせてしまえ!」という他の議員や世論の声に対して、「何を失礼な。私を辞めさせられる人は、私に投票してくれた人以外にない」と、うそぶく始末。何をするために国会議員になったのだろうと、バカな私は考えてしまう。「国会で陳謝」⇒「辞職」と進むらしいが、国民感情として、多くは(投票した人は別にして)一刻も早く辞めて欲しいと願ってやまないのが普通だろう。

 

プーチン、教書演説 

 そして、なんと言っても、今日のニュースは、プーチンの教書演説だろう。どこのテレビ番組を見てもこのニュースで持ちきりである。今日の夜の討論番組でも、この話題で持ちきりだろう。いくつになって、こんな演説をするのかと年齢を調べてしまった。去年の誕生日で、丁度70歳のようだ。

 日本のみならず、世界のニュースとして放映されることを前提に、こんな嘘っぱちな演説を堂々とする一国の長は、現段階ではどこにもおるまい。その演説を堂々と静粛に拍手を持って称えるロシアという国の指導者たち。真剣な面持ちで聞き入るおなじみのロシア政治家たち。どんな思いで聞いているのだろう。

 

ロシアは仕掛けられた戦争?

 今回のウクライナ侵略はロシアが仕掛けたのではない。欧米が仕掛けた戦争だと言い張る。ウクライナの国土内で戦争をしている姿を見たら、他国が仕掛けた戦争を他国内でやっているのはおかしいと思わないのか、ロシア国民の神経が分からない。プーチンに至っては、精神病を患っているとしか思えない。その言うことを「神のお告げ」の如く従う政治家たち。幼い子供の戦争ごっこのようでもある。悪くてもガキ大将の言うことは聞かないといじめられる恐怖と背中合わせの遊びのようでもある。それの翻弄されるウクライナ人は本当に気の毒である。

 

おごる心を戒め 謙虚に

 そんなことを考えていたら、いい記事が朝刊に載った「伊沢拓司さん」の記事である。「おごる心を戒め 謙虚に」と言う記事である。伊沢さんはテレビのクイズ番組などではおなじみの方なので、よくご存じの方は多いだろうと思う。 

  ガーシー議員      プーチンの教書演説    伊沢拓司さんと恩師の記事

彼を小学校の頃、叱りつけた恩師の記事とともに掲載されていた。

 

物知りは、偉い?

 小学校の高学年だから、「よくいろいろ知っていること=偉い人」という感覚で、態度が先生に対して大きかったらしい、つまり生意気だったらしいのである。でも、先生の記事では、だからといって、同学年の生徒たちに横柄な威張り腐った態度をするかと言えば、そうではなかったとも記事の中で述懐している。少しばかり世の中を知り親に対して生意気な態度をする子供のような感じだったのだろう。そこで「知っていることが、そんなに偉いのか!」と叱り飛ばしたそうである。

 

実践する、恩師の言葉

 その言葉を伊沢さんは今でも思い出すという。番組を見ていたら分かると思うが、どう見ても横柄な性格とは読み取れない。誰にでも優しく、謙虚に接する若者である。しかし、頭は良く、勉強も出来るだろうと容易に想像もできる若者である。

 冒頭のガーシー議員、何が偉いのか、私にはさっぱり分からないし、国民も分からないだろう。選挙人のお陰で当選したかもしれない。しかし、その前に、国民が納めた税金で歳費を頂いているということを忘れてもらっては困る。

 プーチンも古希だ。そろそろ引き上げ時だということを自覚してもらわないと困る。