昨日は、久しぶりに ”はしご酒” をしてしまった。「抑えて、抑えて」という気持ちで対応したつもりだったが、70代半ばの身にとっては辛いものがある。
ロシアのウクライナ全土攻撃
そのような状態で、今朝の新聞を見ると、またもやロシアのウクライナ全土攻撃である。なぜ、ウクライナが攻撃を受けなければならないのか。そもそも、他人の国のクリミア併合と言えば、少し穏やかになるが、他人の国の土地であるクリミアを奪い取って、更に、今年の2月には、勝手にウクライナに攻撃を仕掛け、南部や東部を奪い取ろうとしている。しかも、何の罪もないウクライナ人を何万人も殺害しながらである。
ウクライナと日本の領土比較
全土攻撃を受けているウクライナという国は、どのくらいの大きさなのか、日本の1.6倍と言われるが、感覚がつかめないので、地図で比較してみる。
ネットにある地図を利用して、ほぼ縮尺を合わせてみると、下のようになる。
丁度、日本の本州を全体的に太らせた感じになる。
日本領土に例えれば・・・
そして、いま攻撃を受けている西側にある「リビウ」と、テロに遭ったといわれている、南部の「クリミア大橋」の距離は、おおよそ、瀬戸大橋と札幌位の直線距離である。つまり、瀬戸大橋がテロに遭って、札幌が、大阪、東京、仙台、青森などが攻撃に遭っているようなものなのである。日本の本州全土がロシアの攻撃に晒されているようなものなのである。今、北朝鮮から、日本の本州全域にミサイルが飛んで来たら、と思うとゾッとする。
たった一人の殺人鬼
こうしたロシアの思惑は、たった一人の、敢えて言う、殺人鬼プーチンの考え一つで、何万人もの何の罪もない、そして、ロシアに何の攻撃も仕掛けていない善良な国民が、毎日、殺され続けているのである。
日本では、何の罪もない一人の人間が殺されれば、警察が犯人を捕まえ罰を与える。ところが、ウクライナではたった一人の、それも他国のプーチンという人間の思惑によって何万人も殺され、世界中の国が、世界中の大統領が、首相が、何もできず、「ロシアを非難する、プーチンを非難する」という言葉だけで殺人鬼は、放置されたままなのである。おかしな話だ。
それでも、反対しない国がある
そうは言っても、ゴルゴ13のデューク東郷に依頼するわけにもいかないのだ。そうしたロシアに対し、中国・インドなどは、反対しないというから、これもまた、七不思議の一つであろう。どんな思惑があろうが、こうした殺人鬼を野放しにしていいはずがない。他人の国はどうでもいい、自分の国さえ潤えばいい、という勝手な論理なのだろうか。「これはこれ、あれはあれ」で、台湾問題があろうがなかろうが、ロシアの行動に反対すべきである。そして、経済制裁に参加すべきである。
ロシア国民は、、、
ロシア国民は、今、何を考えているのだろうか。このままいけば、殺人鬼一人の問題ではなくなる。それをそばで見過ごしている、ロシア政府の人たち、更には、ロシア国民も同罪になる。
親が子供を道具を使って暴行し、頑強な男がひ弱な女性に暴行を働いているようなものだ。SNSがこれだけ発達した世の中である。今や、ロシア国民がこの蛮行を知らないはずはない。ロシア国民が世界中から非難される日がきっと来る。
他人任せにせず、自分のこととして、そうならないよう、早く立ち上がって欲しい。
そう願わずにはいられない。
