暫くぶりのお葬式出席
暫くぶりにお葬式に出席。この辺では、「字内（あざない）」という言葉を使う。「字」とは、田舎の地域の最小単位を言っている。つまり町内会よりは少し多い、３，400軒ほどの集まりを言う。基本的にこの字内の人たちは、昔から隣近所のような付き合い方をしてきたので、誰かが亡くなったといえば葬式に参列するのが普通でだった。
ところが、当然といえば当然であるが、若い世代になり、喪主も会ったことも話したこともない人たちになり、葬式に出席する回数も減った。そして何よりも、亡くなっていく先輩たちも少なくなり、最近では、自分たちが最長老の部類に入ってきた感さえある。
あと、4，5年もすれば、「年上って、誰かなぁ、･･･の誰々ちゃん、･･･の誰と、あと誰だ？」なんてことになる。本当に数えるほどになるだろうが、自分がそれまで残るかどうかというのもある。
筋肉の衰え
そんなことばかり考えていても、と思い、しばらくぶりの１万歩散歩をした。ほんの半年前には、毎日のように、７千歩～１万歩を歩いていたが、暑いことを理由に夏の間止めていたら、足の筋肉も弱ったのか、歩く速度が遅くなった。
そして、６，７千歩位から、明らかに足が疲れてきたのだ。半年前は感じなかった疲労感である。こんなに明白に弱ったのが分かるのも辛いものがある。
まだまだ大丈夫、カラオケ
忘れるのも、「あれ、何だっけ。あれ、あれ」なんていうやり取りが、会話や電話口でよく出るようになる。しかし、意外と考える力は結構残っているものだ。そして、カラオケである。声なども結構大丈夫そうだ。
明日は、カラオケの日だ。今月の課題曲は「新潟ブルース」。若い頃、当時「コンパ」と呼ばれた洒落た大衆酒場で歌った歌である。日にちを明日ということを電話で仲間に確認し、明日は、土木委員会と重なるので、委員会が終わった後、行くことにし、電車の予定を見てスケジュールを建てた。
非常事態宣言
すると、５分もしないうちに電話である。会長からの電話だ。明日は、久しぶりに農業委員仲間で飲み会をやるという。是非出てくれ、というお誘い。こちらも断わる訳にも行かないので、若い頃に立ち返って、飲み会のハシゴをすることにした。
というのも、実は、”カラオケ”とは、名ばかりで、字の役員連中との歌を歌いながらの飲み会なのである。ついつい、羽目を外し深酔いすることになるので、明日は、”非常事態宣言”である。
最長老の仲間入りしても、こうした”非常事態宣言”なら、何度出てもよい。まだまだ先のことだとは思っているが。
それはそうと、しっかり自制して、”防災”に努めなければ、、、。
