ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

外見、態度、話し方

共感力、対人関係力

 今日のテレビ寺子屋。「共感力」と「対人関係力」という言葉が出てきた。番組途中からの視聴だったので、何を話していたのかは分らずじまいだったが、初めて聞く言葉だったので印象に残った。どちらも言葉から意味は大体想像は付くが、こういった「言葉」があるということが初めて分った。

 

GT(ゲストテーチャー)

 昨日からDVDのレーベル印刷をしていて、懐かしい言葉が出てくるとついついそのDVDを見てしまうので、本来の印刷が後回しになってしまい、なかなかレーベル印刷がはかどらない。

 そのDVDの中に、GT(ゲストテーチャー)関係のDVDがあった。つい2年前まで、色々な小学校等で講演をしていた原稿が出てきた。海外の国々へ滞在したときの思い出話であるが、大体三つの話題を中心にしている。一つは一番新しい所でフィリピン。そして英語がさっぱりの時代に行ったオーストラリア。そして、家族とともに駐在した中近東クウェートの三つだ。

いくつかの小学校でのGT活動

児童に分ってもらうには・・・

 GTというのは、主に小学校を中心に話して回っているので、子どもでも分り易い日本語を話す必要があり、今外国人に対してやっている日本語指導にも共通するところがある。

 その資料の中に、私の話に対する子ども達の感想文や担任の先生からの礼状があり、その中にアドバイスというより改善点という項目があった。

  ・児童用の疑似パスポートを持たせ、税関のような質問を英語でし、入国  

    できるかどうかチャレンジ

  ・難しいことばが多く、理解できない児童も多くいたと思う

  ・パワーポイント(PP)の量が多く、講義時間内に入れるのは難しい、取捨選択すべき 

いずれも、今後改善してゆく。

 

海外での必要なポイント

 また、その中で子ども達に伝える重要なこととして、私なりに三つあげている。

  ・人と仲良く。人の気持ちを考える、親切にし意地悪しない

  ・一般常識を身に付ける。特に、日本のこと。

  ・芸能/芸術/スポーツなどを身につける。世界の人たちと楽しめるモノ

これらは、冒頭の「共感力」「対人関係力」と大いに関係する項目である。

 

言葉の不自由さ

 世界各地を15年間に亘り訪問した結果でもある。それぞれの国、人に思い出がある。嬉しい思い出、印象に残る思い出など良い思い出だけが思い出される。不思議なことに悪い思い出は滅多に思い出さないものだ。その中で、「言葉の不自由さ」の思い出は、30歳で訪問したオーストラリアだけであり、それも、イミグレーションでのやりとりだけだ。

 

重要な、「外見、態度、話し方」

 これは何を意味するか。「メラビアンの法則」そのものである。つまり、コミュニケーションで重要なのは、「外見、態度、話し方」が93%で「話の内容」は、たった7%だけということである。

 だから言語はどうだって良いということではない。仲良くなってからの交流には言語が必要だ。

 現役を引退して15年になるが、言語の問題が思い出されるのは、ホンの一握りでしかないというのも事実である。