ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

外国人に必要な情報

昔の学生

 実は、昨日の記事 ”熟議” で書くのを忘れたことがある。若い人たちの活躍である。私が若い頃、高校生・大学生の頃は、ボランテアというものに全く興味がなかった。毎日の生活に四苦八苦で、どうやって生活を切り詰めるかに奔走していた時代でもあった。暇があれば、アルバイトでお金を稼ぐことを考えていた。

 

感心な、今の学生

 ところが、昨日の熟議では、三番目に発表したのは、大学生であり、しかも、今や当然となった、Zoomなどの機能を使った参加であった。そして、更に、会場でのマイクの受け渡し、受付など等、裏方として動いていたのは、地元の高校生たちだった。

 若い時から、大人や年とった人たちと接する機会を自ら求めて参加するという気概に感心した。今、少子化核家族、更にはコロナと人との交流の生涯となっている社会環境である。そうした中での活動は、立派としか言いようがない。

 携帯・SNSと手先の動きで殆どのことが出来てしまう世の中にあって、自分の体や口を使い社会に参加することは、きっと、良い結果を生み出すだろうと思われる。ともかく、若い人たちに感謝である。

 

熟議で、感じたこと

 そしてもう一つあった。熟議の後半は、発表者の間の話と、聞いている我々との質問の場が設けられた。一つだけ質問させて頂いた。海外に行って、一番困るのが現地の情報である。言葉の問題もあり、なかなか現地の国や地域の情報が流れてこないのである。こうしたことを解消する手立てを県として自治体として何かやられているのか、という質問である。日本へ来られている各国のコミュニティとの交流を通じてされているという話があった。しかし、日々の出来事、コロナのことなど、きめ細かくとはいっていない様子だった。

 

外国人が欲しい情報

 我々、日本語の部屋という日本語を教えるボランテアでは、学習者に対し、ラインのグループを作り、そのグループに対して、コロナ情報を流している。それも普通の日本語では分かりにくい学習者もいることから、やさしい日本語で、ひらがなをベースにした言葉で流している。ただ、こうした情報も、学習者にだけという限定付きで、一般の外国人にまで一般化されていないのが現状である。

 

新たな決心

 そこで、今回の熟議で、決心したことがあった。普段の日本での情報をかいつまんで流してあげたら、参考になるのではということである。たまたま、こうしたブログを書いていることもあり、週のうちの何回か、ひらがなベースで、最近のニュースを流すのである。私のブログを見てくれる外国人がいるかどうか、極めて疑問ではあるが、口コミで参考にしてくれる人が出て来てくれれば、ありがたいと思っている。特に、コロナ情報など身の安全にかかわる情報は、是非流してあげたいと思う。

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最近の新型コロナ感染状況(少しピークが見えてきた?)

 例えば、上のようなグラフである。もう少し、全体の分かる、一般的な情報や茨城県などの地域性を持たせた情報になれば、という気もしている。ともかく、やってみなければ何も変わらない。まず、始めてみることからスタートしてみたい。