ミドさんのブログ

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日本語ボランテア   

 ボランテアで日本語を外国人に教えている。この活動を初めてもう10年近くなる。いつから始めたかさえ分からなくなりつつある。「日本語を教えています」と他人に言うと、そのような活動を知らない人が必ず言うのは、「英語で教えるの?」。

 

若い頃の英語研修

 かって、会社勤めをしていた若い頃、会社で英語の研修が盛んだった。入社したての新入社員は、英語を勉強させられたのである。英語と言っても ”英会話“ である。外国へ進出することが目標の一つになっていた会社は、配属部署に関係なく英会話を勉強させたのである。そしてその研修の締めくくりは、1週間程度の宿泊研修だった。そして、それも英語しか使っては駄目という日本語が使えない環境での研修だったのである。

 

語学の ”向き、不向き”

 今、外国からきた実習生やエンジニアの人たちを相手に日本語を教えているが、こういった経験から、日本語を習いたいなら全て日本語で教えるというのは正解だろうと思う。

 英語というのは、学校でいくら勉強してきたかというより、向き不向きの適性があると信じており、未だに、その適性が自分にはないと信じ込んでいる。恐らく全ての語学に通じる考え方ではないかと思っている。恐らく、「外国人にとっての日本語」でも同様だろうと思う。私のように不得手な人間も、一方で、外国語(日本語)に適性のある子もいるだろうと思われる。その辺を理解してあげることも重要な要素だろう。

 

海外出張・駐在経験

 その私が、入社2年目でアブダビ首長国連邦へ出張させられたのを皮切りに、サウジアラビアなどの中近東を中心に歩き回ったのである。その仕上げが、クウェート工事事務所所長という立場の、家族と一緒の駐在員生活だった。

 その後も、シンガポールインドネシアなどの東南アジアなどの出張も沢山あり、そして、会社員としての総仕上げが、定年間際のフィリピンでの製造会社社長という立場での駐在員生活だった。55歳から61歳までの5年半に及んだ。帰国して、今までのパスポートを調べ、海外生活の期間を計算してみたら、15年に及んでいた。会社生活39年間であるから約40%が海外生活だったことになる。

 

嬉しい、楽しい、日本語指導

 その後帰国し、ゴルフ、野菜作りなど、いろいろなことをやったが、未だに興味を持ってやっているのが「日本語指導」である。

 昨日は、嬉しく、楽しいことがあった。

 一つは、普通は土曜日午前中の勉強と決まっているが、先週体調不良で欠席した穴埋めに、土曜日以前に「ZOOMで勉強したい」と言ってきた外国人がいたこと。もう一つは、かって一緒に日本語を勉強した外国人が、「綺麗な桜の満開の様子を写真に撮り送ってくれた」ことである。この子は、今、東京で働いている。いずれも、全く予想もしていなかったことで、一日中、心がウキウキしていた。

 

ブログでの日本語指導を画策中

 そして、昨夜は、晩酌を控え、この子にZOOMで日本語指導をやった。顔が見えても、表情などがしっかり見える直接会っての指導とはかなり様子が違う。早く、私自身、ZOOMでの指導に慣れないとと思った。そうすることが彼らの日本語上達に貢献出来るのだ。

 こうした外国人に日本にいて良かったと思って欲しいとの一心で、ブログで、日本語講座がやれないものか思案中である。