ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

2023年、大晦日

 今日は、2023年12月31日、大晦日である。

 今年の3月、75歳の誕生日を迎えた途端、体調的に最悪の1年になった。ソレまで動いた体が動かなくなったのである。今までも60代はソコソコ動き、ある程度若い人にも付いて行けるくらいの体力はあった。

 ところがである。ソレまでしていた目眩が酷くなり出したのだ。目眩というのは、厄介なモノで医者でもなかなか治せない代物なのだ。また、それ以上に精神的なダメージも大きいのである。歩き出すと目眩がするモノだから運動(動き)を控える。筋力が落ちる。疲れ易くなる。といった負のサイクルに入りこむのだ。

 年末こんな話ばかり書いていても仕方ない。テレビも、コマーシャルのないNHKを見ることが多くなった。コマーシャルも見飽き、赤い灯、青い灯ならぬ赤い髪、青い髪が乱舞するダンスや歌も見たくない。さすれば、我がNHKである。チャンネルを回す(古い表現で失礼!)面白そうな番組をやっていた。

 番組「ドキュメント72時間」の1年間のフィルムを集め、ベスト10を選ぶ番組紹介である。

懐かしい響き「ユースホステル

 第4位に入ったのが、「北海道・礼文島、最果てのユースホステル」である。来訪者が来たときの送り迎えの方法などユニークなところがある一方で、訪れる人々の「理由」である。仕事が・・・、人間関係が・・・、等々、まちまちではあるが、30代、40代、50代の男女が、それぞれの理由で訪れる。

 私は、バカなのか、鈍感なのか、よく分らぬが、会社生活約40年で、そうしたことで悩むことは無かった。仕事に行き詰まったことも無ければ、深刻に悩んだこともなく、全てそれなりに解決してきた。そういった意味では楽天的なのかもしれぬ。

 そして思い出深いのが、2位に入った、「全国うどん自販機の旅 群馬編」である。

懐かしいロゴ、「うどん」

 このうどんを食べる人たちは、懐かしがって食べる人たちかと思いきや我々の子ども・孫世代の人たちだった。この自販機自体がもう作っておらず、故障したら廃却の運命にあるという。今は、一杯350円くらいで売っているようだ。キツネうどんと天ぷらうどんがあるが、私はいつも天ぷらうどんだった。少し硬めに上がったかき揚げを汁に浸し柔らかになるのを待つ。そしてうどんと一緒に食べるのが旨いのだ。

 今となってはどこで食べたか定かではないが、とにかく汁が格段に旨い。一食分にしては少なめ。また、ソレが良いのだ。

そして、1位は、北海道の「村に一軒、冬のコンビニで」

 そして1位は、冬の北海道。小さな村にたった1軒あるコンビニを訪れる人たちをインタビューする。ここでも、様々な人間模様が紹介される。

 この他では、私は、7位に入った「吞んべぇ横町」が面白かった。同世代の人たちが1年後には、再開発され立ち退きが決まっている小さな飲み屋通り街の一角をインタビューして歩く。私が、30歳前後に住んでいた東京・北品川にもこうした飲み屋街があった。そしてかって学校に通い、会社に通った茨城県日立市にも「・・・街」「・・・横町」といった飲み屋街があった。

 

 さてさて、来年2004年はどういう風な年になるのか楽しみである。この歳になると来年も無事かなぁー(生きているかなぁー)なんて考えてしまう。何とか目眩が治って欲しいものである。かっての体力に近づけたら良いと思っている。

 さて、どうなることやら・・・。