ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

白内障

 一昨日、眼科に行った。理由は、朝起きた時に寝床でテレビを見るとかすんで見にくいのである。ここ10日ほど前からの現象だ。起きてしまえば、普通に戻るのだが、何となく気になって病院へ行ってみた。

 診断は、白内障だという。一通り説明を聞いて、手術を受けることにした。何がいいかって、メガネが手放せるかもしれないと聞いたのが大きな理由である。歳をとってくると、メガネが合わなくなるのが早くなり、更に、メガネで矯正しても見えたり見えなかったりするので、非常に不便を感じていたからだ。

 15年ほど前、フィリピンで一時流行った目の手術があり、当時現地で近眼が直る手術があると言われ、結構多くの日本人がこの手術を受けて、メガネなしで見えるようになったと喜んでいた。あの当時、細かく聞かなかったが、恐らく、白内障手術と同じやり方の手術のことだったのだろうと思う。

 病院で、「これをよく読んでください」と小冊子を渡されたので、それを読み、更にネットでその知識を補完した。水晶体の中にある核という部分を取り出し(乳化して吸引し)、人口の眼内レンズというものに交換するそうだ。考えただけでも痛そうだが、10分程度で終わる手術のようである。問題は、この眼内レンズの性能をどう設定するかによって、見え方が変わってくるのである。全ての範囲をみえるようにするレンズも高額で保険も利かないがあるそうだし、保険適用ができる安い短焦点レンズが一般的なようだ。

 詳細は分からないので、来週行く眼科医によく聞いて対応しようと思う。それにしてもである。長く高尿酸で薬を飲み続けたのが40年ほど、メガネに至っては中学生の時からなので60年も片時も放さず眼鏡をかけてきた。そうしたものが、薬が要らなくなって、メガネ迄も要らなくなるなんて、夢みたいな話である。メガネは生活の一部になっていたので、恐らく、メガネをかけない人には、この思いは分からないだろうと思う。

 昭和生まれの、団塊の世代に生まれた人たちがこうだから、今の時代に生きる人たちはもっと、もっと楽しい時代になるはずである。恐らく、薬一つ飲めば癌も治る時代がくる。個人の嫌なことはほとんど解消できる。世の中の人たちみんなが希望に燃えて生活できる夢のような時代が来る。そうなるように、みんなが一緒に協力して努力することが重要である。

 来週は、どんな世界が広がるか、でも、あまり期待を大きく持つことはやめよう。

             (次回に続く・・・)